薬物スキャンダルで活動を休止していた元WINNERのナム・テヒョンが、音楽フェスで再びファンの前に立つことが明らかになった。
イベント主催のユンソグループは4月11日、「5月に開催される『K-POP WEEK in 弘大』に、ナム・テヒョン、リュ・フィリップ、カン・ヒョヌ、キム・シフン、KOONZOCREWが追加出演する」と発表した。
『K-POP WEEK in 弘大』は5月1日から11日にかけて、ソウル・弘大(ホンデ)エリアの複数の小劇場で開催される音楽イベント。「もっと近くで、もっと真心を込めて」をスローガンに、アーティストとファンが密に交流できるイベントとして企画されている。
ナム・テヒョンは2014年、YGエンターテインメントからボーイズグループWINNERの一員としてデビューするも、2016年に脱退。その後はバンド「South Club(サウスクラブ)」を結成し、活動していた。

しかし2022年、覚醒剤使用の容疑で起訴され、裁判で懲役1年・執行猶予2年の判決を受けたことで世間を騒がせた。その際、タレントで元恋人のソ・ミンジェもともに薬物を使用していたことが判明。元恋人同士が互いの罪を暴露しあう“泥沼争い”も注目を集めた。
その後、今年1月には楽曲『夜の終わりの端で』をリリースし、本格的な音楽活動の再開を宣言。今後はキャリアの再興に向けて奮闘していくはずだ。
◇ナム・テヒョン プロフィール
1994年5月10日生まれ。2014年にボーイズグループ・WINNERのメンバーとしてデビュー。2年後にグループを脱退し、その後はバンド「South Club」を率いて活動。2019年7月に二股問題が浮上し、2022年8月には恋愛バラエティ番組出身の恋人に麻薬投薬を暴露されて議論に。さらに2023年4月には飲酒運転容疑で検察に送致されるなど、トラブルメーカーのイメージが強い。麻薬類管理に関する法律違反の容疑で裁判にかけられ、2024年1月に懲役1年、執行猶予2年を言い渡された。