元欅坂46・今泉佑唯が静岡放送SBSラジオに登場した。
「おひさしぶりです、今泉佑唯です。2年半ぶりです、すごい震えてます」と挨拶した今泉。「今泉全部答えます」のコーナーで、オテンキのりから質問を読み上げられる形で思いを語っていった。
仕事を辞めた理由については記者によるつきまといと子供への盗撮を挙げた。「大丈夫だろうと思ってたんですけど」「双眼鏡を向けられたりとか、30cmくらいの大きい望遠レンズで…っていうのがあって」「子供が小さいので守っていかなくちゃいけないけど難しくて、出入口全部に車が止まってる状態だったので、これは辞めないと逃げられない…じゃないですけど…そういう感覚になって決定しました」と話した。ただ、結局どの決断が正しかったのかは、活動休止中の2年半の間に答えは見つからなかったという。そんな今泉にオテンキのりは「2年半何やってたの?」と質問すると、「基本的には専業主婦をやってました。子育てに専念してました」と答えていた。
また、辞めてからは芸能界に対する未練というのは特別なく、逃げたい隠れたいという思いだったという。「普通に母として(子供に)接したいのにまわりを気にしすぎてる…、常に監視されてる気持ちになっちゃってた」と振り返った。
さらに、今回復帰を決めた理由については次のように話した。「(芸能活動を)辞めたからといって平和な暮らしがもどってくるっていうことは正直なくて、辞めても辞めなくても同じくらいの辛さがあったというか…どちらかというと辞めた後の方が結構しんどくて…出かけるのがイヤになっちゃったりとか…」「カメラを構えている人見ると動悸がするようになったりとか…これって辞めて正解だったのかどうなんだろう?って思って…、人生たった一度きりじゃないですか?自分がやりたいことをやりたいと思うし、自分が毎日楽しく過ごしていくことが子供への幸せにもつながるかなと思ったので、それが復帰の理由としては大きいですね」と話した。続けて友人の結婚式で今泉のソロ曲が流れたことも話した。そのソロ曲の声を聞いて「うわっ、ママの声だスゴい!」と喜んでいる子供の姿を見た時に、「この子のために頑張らなきゃ」と思ったという。
なお、子供と父親の関係についても触れる場面があった。数か月子供と父親が会わなかった時に子供がすごい泣きだしたという。「“ママがパパに会わせてくれない、意地悪”ってすごい泣かれちゃったことがあって」「今は理解できないと思うので、子供の気持ちを尊重してあげることが親としてできることなのかなと思ってる」と話した。