桑子真帆キャスター、駆け出しの頃に見た東日本大震災被災地の光景「一生忘れない」 | RBB TODAY
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桑子真帆キャスター、駆け出しの頃に見た東日本大震災被災地の光景「一生忘れない」

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桑子真帆キャスター【写真:竹内みちまろ】
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 ニュース・報道ドキュメンタリー番組『クローズアップ現代』(NHK)の72分・拡大版「放送100年SP テレビが伝えた“あの日”と未来」 」が3月24日に放送予定(総合/午後7:30~午後8:42)。20日には収録が行われ終了後に桑子真帆キャスターが報道陣の取材に応じた。

 日本のラジオ放送の開始(1925年3月22日)から100年を迎えた「NHK放送100年」の節目に、「クローズアップ現代」では100年間に起きた数々の出来事を取り上げ、ニュースの現場にいた当事者や放送を担った人たちへの取材を行い、アーカイブス映像とともにその裏にあった事実を深掘りする。

 桑子キャスターは「今さっき収録が終わったばかりなのですが、とにかく熱気溢れるスタジオでした。私自身放送の現場に身を置いてまだ15年ほどですがさらに遡って100年の歴史を振り返るということで、私も今回新たに学ぶことが多くて」などと語った。

 自身にとっての「忘れられない“あの日”」を尋ねられると、2011年の東日本大震災をあげた。1年目の3月で長野放送局に勤務していたが4月には取材で被災地に行ったそう。「あの光景は一生忘れないだろうなと。こんな瓦礫の山を目にすることはないだろうし。瓦礫の山の映像はたくさんあるのですが、実際に近くに行って見てみると、レンタルビデオがボロボロになったものとかぬいぐるみとかひとつひとつの物が目の前にあるんです。『本当に生活の一部がそこにあったのだな。そして今この状態になってしまっているのだな』というものすごい喪失感といいますかショックがとても大きくて」と述懐。

 報道する側として気を付けていることが話題にあがると、ものごとを冷静かつ多面的に捉えることの大切さを指摘した。現場で取材をするディレクターや記者はときにものごとを一面的に捉えひとつの方向に向かっていくことがあるため、桑子キャスター自身はディレクターや記者が取材した内容を俯瞰した立場から冷静に見るようにしていることを明かした。

《竹内みちまろ》
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