怠け者の女子大生がChatGPTに出会い、人生が激変していく様子を綴った書籍『#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった』(日経BP)が、1月11日に発売された。
生成AIが世間に浸透し、職場でもAIを使いこなせる人材が求められている昨今。同書は怠け者の大学4年生だった著者・大塚あみがChatGPTに出会い、ノリでプログラミングに取り組んだところ教授に褒められた上、海外で論文が認められ、ソフトウェアエンジニアとして就職することになった……というサクセスストーリーを描いている。
大塚がChatGPTに出会ったきっかけは、「宿題をサボるため」だった。しかしChatGPTの魅力に取り憑かれた彼女は、それがプログラミングにも使えることを知ると、退屈な日常から逃れるために毎日1本新しいアプリを制作し、それをXに投稿する「#100日チャレンジ」を始動。暇つぶしで始めたこのチャレンジは、過酷な挑戦であると同時に、日常的な興味と学び、さらには大きな飛躍をもたらした。
■大塚あみプロフィール
2024年3月に大学を卒業、IT企業にソフトウェアエンジニアとして就職。2023年4月、ChatGPTに触れたことをきっかけにプログラミングを始める。授業中にChatGPTを使ってゲームアプリを内職で作った経験を、2023年6月の電子情報通信学会・ネットワークソフトウェア研究会にて発表。その発表が評価され、2024年1月の電子情報通信学会・情報ネットワーク研究会における招待講演を依頼される。2023年10月28日から翌年2月4日まで、毎日プログラミング作品をXに投稿する「#100日チャレンジ」を実施。その成果を2024年1月に開催された電子情報通信学会・情報ネットワーク研究会、および電子情報通信学会・ネットワークソフトウェア研究会、2月にスペインで開催された国際学会Eurocast2024にて発表した。