小泉孝太郎と佐藤栞里がMCを務める新感覚の情報バラエティ『小泉孝太郎＆佐藤栞里の偏愛人と旅したらスゴかった！』（フジテレビ系）が、12月30日8時30分から放送される。
同番組は、特定のジャンルを熱狂的に愛する「偏愛人」（へんあいびと）とともに旅を行い、普段見慣れた場所や物の新たな一面を発見していく内容。「町中華でお馴染みのあるモノ」の偏愛人、「道の駅」の偏愛人、「徳川家康」の偏愛人が登場し、MCの小泉、佐藤と旅人の田中卓志（アンガールズ）が三者三様の旅に同行する。
小泉を町中華の偏愛旅に誘うのは、“あるもの”が好きすぎて、おそらく日本初だという専門書を出版、ついには協会まで設立してしまった偏愛人。全国に2,000種類あるという町中華の中から、激戦区横浜市の野毛で、厳選した4店舗を巡り、小泉にあるものの素晴らしさを力説する。横浜の町中華には馴染み深いという小泉は、最初はかたくなにギョーザ派を宣言していたが、店を巡るごとに徐々に偏愛人に感化され、見方が大きく変化していく。
また、佐藤を偏愛旅に誘うのは、道の駅を愛すること17年、今年4月に当時日本全国にあった道の駅1,207か所を完全制覇したという筋金入りの女性偏愛人。これまで一番多く来ているという山梨県小菅村にある道の駅を中心に、その楽しみ方を力説する。道の駅を飛び出して生産者と触れ合うことまでを楽しむ偏愛者の旅に、佐藤はワクワクが止まらない。絶品グルメの生産者を訪ね、偏愛人おすすめのスイーツをご馳走になるほか、清流で育まれる名産のワサビ田では、採れたてのワサビをおろして振る舞ってくれた“ワサビ丼”に悶絶する。
そして東京大学史料編纂所の教授で、徳川家康が大好きという歴史学者が、田中を偏愛旅へと誘う。目的地は、55の社殿に5000を超える彫刻が施された絢爛豪華な世界遺産“日光東照宮”だ。
家康は自分の死後は質素に祀ってほしいと願っていたが、家康を愛してやまなかった偏愛人が現代のお金で2,000億円ほどをかけ、豪華に建て替えたのだという。田中はこれまで10回は日光東照宮を訪れ、あらゆるものを見つくしたといい、ややテンション低めのスタートだったが、美しい彫刻に込められた家康と偏愛人の想いを聞き、感嘆のため息を漏らす。偏愛人が絶賛した彫刻も見どころだ。
偏愛旅を満喫した小泉は、「偏愛人のみなさん、人生の中で、一つのことに対して、これだけの情熱とか愛情を注げるってスゴいと思いました！」とコメント。佐藤は「うらやましい、ほんとに生きている感じ。私が会った偏愛人の方みたいに、結婚より旦那さんより道の駅っていう発想にはなかなかならない」と語っている。
