倉木麻衣が、デビュー25周年記念ライブの中国北京公演を11月29日と30日の2日間にわたって開催。大ヒット曲を会場全体が日本語で大合唱する盛り上がりを見せた。
10月の広州公演、11月の大阪公演に続き、数分でチケットが即完売となっていた今回の北京公演。幻想的なステージに倉木が登場すると、会場を埋め尽くした観客から大きな歓声が上がり、衣装チェンジのたびに会場のボルテージが上昇していった。
MCにて倉木が「尊敬する皆さん、一人一人見えてますよ！今日は皆さんもこのライブの主人公です！」と中国語で伝えると、ファンからは感動の声が。また「Secret of my heart」など、中国でも大人気の『名探偵コナン』テーマソングを披露した際には、倉木の「大家一起唱（一緒に歌おう！）」という声がけに応えて、会場中のファンが日本語で大合唱。彼女の楽曲が国を超えて愛されていることが伝わる時間となった。
2日目のアンコールラスト曲では、興奮が抑えきれない観客が次々と立ち上がり、最後は総立ちに。ファンの熱い想いに感激した倉木は、ステージを駆け回り、締め直前に派手に転ぶハプニングがあったが、観客にOKポーズで応えた。このハプニングは、ライブタイトル「Be alright！」と偶然にも一致し、2日間の公演を大成功で終えた。
終演後には、会場を出る倉木を待つファンが初日は500人以上、2日目には2,000人近く集まることに。そこで倉木は、身振り手振りでファンたちに感謝の想いを伝えた。
なお北京2Daysで年内のアジア公演を終えた倉木は、12月7日に東京ガーデンシアターで2024年ラスト公演を行う予定だ。
