藤原紀香が、10月6日に自身の公式ブログを更新。自身が出演する舞台『罠』に対する思いをつづった。
同舞台はフランスの劇作家ロベール・トマの傑作サスペンスで、6人の男女のだまし合いや駆け引きが繰り広げられる推理劇。10月4日~20日の東京公演を皮切りに、大阪、北九州、高松、岡山、愛知、富山で幕を開ける。主演は上川隆也が務めており、藤原が演じているのは作中のエリザベート役だ。
この日、「舞台『罠』つ、ついに開幕!」と題して更新したブログでは、「4日に舞台『罠』【東京公演】が開幕」と切り出し、「本日も,素晴らしいお客様のスタンディングオベーションを賜り、、、、有難う御座いました 感謝しかないです 涙」とスタンディングオベーションの様子とともに感謝。「開幕前から全座席が完売という嬉しい知らせ聞いており沢山のお客様に見ていただけること幸せです」という藤原だが、「幕が開くことは嬉しいはずなのに、今回は同時にとても怖くて、ご飯も喉を通らない日もありました...」という心境を明かした。
続けて「単なる犯人探しの物語ではありません。深作健太さん演出のもと、当時(1960年)フランスの時代背景や政治,経済,文化、などから 『罠』の原作者であるロベール・トマさんの本当に表現したかったこと、それは当時の社会への風刺であったり、強い政権の下には必ず時代の弱者がいること、であったり、誰の誰へのシンパシー、愛情、なのか、であったり...深く深く日々考えてこのお役に向かいあっています。ネネタバレはできないのでこれ以上はお話しできませんが、単なるミステリー、単なる犯人探しの物語ではないんだということをお客様に理解していただけるよう、芝居で表現できたらと日々励んでおります」とエリザベート役にかける思いをつづった。
また、「稽古しても稽古しても、何度、本番が開いても身も心もヒリヒリするこの感じはなんだろう... 完璧に計算されている脚本に立ち向かう怖さ、なのか、演劇に携わり、自身,初めての感覚です。このお役に心底 身を投じている証なのでしょうか...解明せねば。兎にも角にも一つ言えることは、このお役にめぐり逢えたこのご縁にひたすら感謝しています」とも語っている。
最後は「この『罠』を共に紡いでいる ほか6人のactor陣への愛とrespectを心に絶やさず、『罠』という作品を愛する素晴らしいスタッフ陣とともに、東京・大阪・愛知・香川・岡山・北九州、そして富山の大千穐楽まで駆け抜けたいと思います!」「さぁ明日からも一期一会のお客様の前で、精一杯の想いで、エリザベートを生きます!いうことをお客様に理解していただけるよう、芝居で表現できたらと日々励んでおります」とつづり、ピンクや紫などの花束を持ったエリザベート姿のオフショットを初公開した。
それに対して、夫の片岡も10月5日に「『罠』」と題してブログを更新。「昨日は『罠』初日に行って来ました!!」「いや~、やられました 芝居そして芝居、素晴らしい演技そして、見事なな脚本にやられました!!!!!!!!!!!!」と興奮冷めやらぬ様子で報告。さらに10月7日に更新した「『罠』のエリザベート役の妻と」という投稿では、「昨日「罠」二回目伺いました 細かい所の見逃し等、めちゃくちゃ楽しめました!!!!!!」とつづり、エリザベート姿の藤原との2ショットを公開した。
これらの投稿に、ファンからは「エネルギー伝わりました」「完売、すごい」「おめでとうございます」「紀香様の鬼気迫る(時に妖艶、時に鬼のよう)演技に痺れました」「まだまだ先の長い公演ですが、元気に乗りきってください」などの声が寄せられている。