山田尚子監督の最新アニメ映画『きみの色』が、10月2日～10日に韓国・釜山で開催が予定されている「第29回釜山国際映画祭」で「アジア映画の窓」部門の正式招待作品に選出され、プレミア上映される。©2024「きみの色」製作委員会©2024「きみの色」製作委員会 釜山国際映画祭はアジア最大規模の映画祭。国内外の約300作品（ワールドプレミア約100作品）が上映される。『きみの色』が選出された「アジア映画の窓」部門は、さまざまな視点とスタイルを持つ、アジアが誇る才能豊かな映画監督たちの優れた作品を紹介するもので、過去には𠮷田恵輔監督作『愛しのアイリーン』、瀬々敬久監督作『楽園』、沖田修一監督作『おらおらでひとりいぐも』が選出された。©2024「きみの色」製作委員会©2024「きみの色」製作委員会 山田監督は釜山国際映画祭でのプレミア上映決定を受けて、「映画祭の規模が大きすぎて想像がつきませんが、とても光栄なことで、とにかく楽しみたいと思っています。舞台挨拶では鈴川さんと一緒に、映画を楽しんでつくったエピソードや、今回オリジナル作品で観客の皆さんも未知数な部分があると思いますので、少しでもリラックスして観ていただきたい、というお話ができたらと思っています」と期待を寄せている。©2024「きみの色」製作委員会©2024「きみの色」製作委員会 また、釜山交差点映画祭で山田監督とともに舞台挨拶に出演予定の鈴川紗由は、「オーディションから始まり、監督やキャスト、沢山のスタッフさんが一丸となって作り上げた『きみの色』が釜山国際映画祭で上映されることがとても光栄です。また私自身初めての映画祭に監督と登壇できること心から嬉しく思います。国境を越え、観た人に感動や勇気を与えてくれるアニメーションの力は素晴らしいものだと改めて感じています。全世界の方に『きみの色』の鮮やかで美しい色と音楽をお届けできる日を楽しみにしています」とコメントしている。
