桜井日奈子が出演する信用組合のWEB動画『わたしの街の“しんくみさん”よみがえれ、さくらパン』篇が公開された。一般社団法人全国信用組合中央協会および全国信用協同組合連合会が制作した同作は、桜井日奈子が信用組合の職員“しんくみさん”に扮し、地域の人々に寄り添い奮闘する姿を描く。桜井日奈子は令和6年度から信用組合のイメージキャラクターに起用されている。
WEB動画のあらすじは、地元の商店街にあるパン屋“なみきパン店”がパン窯の故障で休業を余儀なくされるところから始まる。桜井日奈子演じる“しんくみさん”は、店主の困難を知り、信用組合のオフィスでアイディアをひらめき、問題解決に向けて奮闘する。
桜井日奈子の素顔が見えるスペシャルインタビューも公開されている。インタビューでは、信用組合からのオファーを受けた感想や、暑さ対策、撮影のイチオシポイント、家族とのエピソード、未来の目標などが語られている。
■メイキングインタビュー
Q:信用組合からのオファーが来たときの率直な感想を教えてください。
信用組合は利益を第一(目標)にした金融機関ではなくて、地域の人や、地域社会の発展を目指した金融機関であることを知ってからいいなと思っていました。「もし自分もお力添えをさせていただけるのならご協力をさせてください」という思いでお話を受けさせていただきました。
Q:暑さを乗り切るために工夫されていることはありますか?
最近の暑さは異常というか、ほんとうに 35 度を超える日も結構あるので、いつも以上に暑さ対策はしないといけないなと思っていて、扇風機でも、ただ風がでるだけじゃなくて、「浴びる冷房」と言われるものを最近買いました。汗っかきで暑がりですが、ドラマなどでメイクしていただいたものが崩れてしまうと迷惑がかかってしまうので、顔には絶対に汗をかかないようにしています。“ここは冬だ”って思いながら撮影しています。
Q:WEBドラマ撮影のイチオシポイントを教えて下さい
今回の舞台がパン屋さんで、実際にあるお店をお借りして撮影をしていたんですけど、今回の撮影のために桜パンというパンを準備していただいたんです。桜の形をしたピンクのパンなんですけど、とてもかわいくて。それが写っていると思うのでそこを見ていただきたいです。私はパンが大好きなんですけど、甘いパンはメロンパンとかあんぱんとかが好きで、しょっぱいのだと塩パンも好きだし、でもかならず買うのは豆パンとかくるみパンとか、素朴なパンですね。パン屋さんになりたいと小さい頃に思っていて、まだその夢を諦めていないのですが、これは秘密ということで。
Q:桜井さんが今「チカラになりたい」と思っている人、ものは何ですか?
父のチカラになりたいです。父が地元でミニバスのコーチをしていて、私も小さい頃そのチームに所属していたので最近地元に帰ると子どもたちと一緒にプレイしてるんですけど、父いわく、私が来ると子供たちがすごくやる気になるそうで。地元に帰った時はミニバスに来ている子と一緒にバスケをして、その子たちや父のチカラになれたらなというふうに思っています。家族のチカラにはずっと支えられていて、バラエティやドラマだったり、表に出たときに、かならずみんなが感想を送ってくれるんです。「みたよ」とか。そういうのを言ってもらえるともっと頑張らなきゃなと思えてやる気が出ます。
Q:桜井さんの20年前(当時7歳)はどんな子どもでしたか?
活発で、負けん気の強い子だったと思います。2 歳上に兄がいて、1 歳下に弟がいて、男兄弟に挟まれて みんな歳が近いので、なにをするのにも兄弟と一緒でした。バスケも兄弟 3 人揃ってみんなでやっていたし、アイスをだれが食べたみたいなほんとうに小さいことで喧嘩したりしていて、一番近くにいた弟だったり兄に負けないぞっていう気持ちで常にいたかなって。結構男勝りな女の子だったと思います。10本箱に入っているアイスって三兄弟だったら必ず 1本余るじゃないですか。必ず私がこっそり食べてたんですけど、食べてないって言い張ってました。多分私だってバレてたんですけど。(笑)よくそういうことで喧嘩していました。
Q:奇跡を起こせるとしたらどんな奇跡を起こしたいですか。
仲の良い女優さんと来年一緒にNYに行こうって話していて。私はまだNYに行ったことがないんですけど、NYの劇場でお芝居をみたり、舞台の台本とかがたくさん置いてあるブックカフェみたいなところに行ってみたいとずっと思っているんです。だからタイミングよくその子とスケジュールが合えば(奇跡が起これば)いいなって思ってます。
Q:デビュー10周年を迎えた今の目標を教えて下さい。
10年って1つ節目ではあるし、芸能活動を始めた頃は10年続けられると思っていなかったので、まず10年続けられた自分を褒めたいなっていうふうにも思っているんですが、これからも20年30年40年とずっと俳優を続けていけるように、この1年を充実した年にできたらなって思います。