カンテレ・フジテレビ系で毎週火曜よる11時放送の『あの子の子ども』が今夜第5話を迎える。高校生の妊娠をテーマにした同作は、蒼井まもる氏の同名少女漫画を原作としており、妊娠が発覚したことで日常が一変した高校2年生カップルの姿を描いている。
今回の放送では、板谷由夏がゲスト出演し、福(桜田ひより)が訪れるレディースクリニックの産婦人科医・野田由紀役を演じる。妊娠検査薬で陽性反応が出た福は、恋人の宝(細田佳央太)にその事実を打ち明けるものの、本心とは裏腹の言葉を次々と宝にぶつけ、つかまれた手を振りほどいてしまう。翌日、福は一人でクリニックを訪れ、そこで板谷演じる野田先生の診察を受ける。野田先生から「妊娠、してますね」と告げられた福の脳裏には、宝や晴美(石田ひかり)の顔が浮かぶ。さらに、エコー映像で小さくも確かに動いている胎児の心臓を目にした福は…。
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板谷は同作への出演について「テーマ性のある作品に参加でき、うれしく思いました」とコメント。また、2児の母でもある彼女は「我が家も(センシティブな話も)きちんと話さなければならないなと、感じました」と、本作を通じて家族とのコミュニケーションの大切さを再認識したことを明かした。
『あの子の子ども』は、高校生の妊娠という繊細なテーマを扱いながら、登場人物たちの葛藤や成長を描き出している。