『「ふぞろいのエジソンたち」~ムダにときめく発明ラボ~』が、NHK総合で16日0時10分から放送される。
同番組では、現在は埋もれてしまった様々な“昭和の発明”にフォーカス。そのアイデアや、開発の苦労などに触れていき、令和のニーズに応える新たな発明を生み出そうという内容。今回のテーマは「面倒だから全部いっぺんに済ませたい!ユニーク合体家電」。
ドライヤーとひげそりが合体した家電や、なぜかそろばんと一体化した電卓など、昭和の大手家電メーカーたちが、大真面目に開発していた「合体家電」の数々をフィーチャーしていく。日本の朝食を変えようとした60年前の家電に、メーカーが今回特別に電源を入れることを許可。考え抜かれた設計と、朝食の出来栄えのすばらしさに、現代のエンジニアたちも驚愕!?
さらに、日本のコンピュータ史に名を刻む伝説の発明「ラテカピュータ」の開発者を取材。苦難の道のりだった開発秘話も明かされる。
そんな過去の発明から学びを得て、新たな合体家電の開発に挑戦するのは、2人の女性“発明家”。「無駄づくり発明家」としてフォーブスジャパンで「世界を変える30歳未満30人」に選出された藤原麻里菜。そして、ソフトウェアエンジニア兼タレントとして活躍する池澤あやか。そんな2人の型破りな発想を篠原ともえが受け止める。
篠原は「『発明』をテーマにした斬新な番組に心が躍りました。オリジナリティあふれる発明品たちが、どのように誕生したのか紐解く映像は、つい夢中になって見入ってしまいます」とコメント。「発明品が溢れた当時の貴重なモノクロ時代のアーカイブ映像も見どころです。この日のために、令和の発明家である藤原麻里菜さん、プログラマーの池澤あやかさんが新たな作品を発表します。独創的なアイデアを目の当たりにすると、私自身も創作意欲が湧いてきました。発明品を通じて皆さんの好奇心をくすぐる番組です。是非ご期待ください」と呼びかけている。