向井理が、5月31日放送のトーク番組『A-Studio+』(TBS系)に出演。仕事の向き合い方について語った。
芝居の取り組み方の変化について聞かれた向井は「家族ができたこともすごく大きいターニングポイントだった」と回答。続けて「2020年、コロナのとき仕事がぱったりなくなった」と告白。「どうしたものか」と悩みも、「もう一度、お芝居のことを勉強し直そう」と決意したという。
そこで昔買った『魂の演技レッスン22』という演技メソッドをまとめた本を読み直した向井。これはアメリカ史上最も重要な演技指導者として知られるステラ・アドラーの経験と教えをまとめた著書。
すると「買った当初とは全然見え方が違った」と吐露。業界に入り、舞台のこともまったく分からなかった当時とは違い、「なるほどな、と思うことが凄く多かった」と納得。
「そこからちょっと変わりましたね。例えば持ち道具1つとっても、その年代の古い食器があったとしたら簡単には触れない」として、両手で持つようにすると、大事なものだと観客に分かると言及。「そういう芝居をしていかないと続かない」と考え直したと話していた。