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信子は登場するなり「あんた(すがちゃん)の晴れ舞台だけど、はしゃぐね!」とお尻を記者に向ける女豹ポーズを披露。会場の笑いを誘った。
3歳の頃に母親が亡くなり、父親の地元・山形へ。それから父の姉が母親代わりとなり、祖父、祖母と5人で暮らしていたというすがちゃん。小学生のときに、他で家庭を作るなどしていた父親が家を出て行った。東京に行くという叔母についていく話もあったが、彼自身が断った。祖父も亡くなり、祖母も体調を崩したことで、中学1年生で一人暮らしを始めた……というすがちゃんのエッセイ。
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エッセイ発売の心境を問われたすがちゃんは「まさか自分の人生を文字にして世に出すとは思わなかったです」と感慨深げ。続けて「僕が主役というより、(現在は亡くなった)破天荒な親父の生きざまを皆さんに届けたいなと思って書いたところもある」とした。
すでに本書を読んだという信子ときょんちぃ。信子に至っては会見当日に読み終えたとしつつ「めっちゃ泣いた!」と回顧。「普段の喋り口調のすがちゃんをここまで文章に落とせるって(すごい)」と言い「マジ、ケータイ小説より読みやすかった!」と例えて笑いを誘った。
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一方、きょんちぃも「面白かったです。なんとなくの話は知っていたんですけど、読んでみたら知らないこととかめっちゃあったし、“ちゃんと泣けんだ~”って。あと、ウチらのこと本当に大好きなんだなというのが伝わって、ウチらも大好きになりました」と振り返った。普段、本を読まない彼女でも読めたと明かすと、すがちゃんは「『きょんちぃでも読める』をテーマに。きょんちぃが読めたら日本中の人が読めるので」と語った。
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もし、映像化するとしたら誰に演じてほしいか、という質問が投げかけられた際には「成田凌さん主演決定でお願いします!」と一礼。「哀愁を感じさせる……」と理由を語ろうとすると、「(主人公は)中学生でしょ?」とツッコミが。父親役については、鈴木亮平の名前が挙がっていた。