2024年度前期のNHK連続テレビ小説『虎に翼』。このほど、メインビジュアルが公開された。 今回のデザインは、グラフィックデザイナーの三宅瑠人、岡崎由佳が担当。2人は、メインビジュアルのデザインについて、「主人公の寅子(伊藤沙莉)は、いつも自分の足で立ち、頑張る女性。それを表現するために、王道なポートレート写真を選び、ヘアメイクでいろいろな年齢に見えるように工夫し、時間を超えたビジュアルを意識しました」とコメント。 続けて「伊藤さんが着ているのは、昔の法服のデザインを参考にアレンジしたもので、胸元のイラストは、家庭裁判所創設に携わった主人公のモデルの三淵さんにちなんで、『家庭』を感じさせるものや、寅子が出会う友人たちを象徴するもの、戦禍を表す爆撃機なども散りばめ、寅子がさまざまな人生や出来事を胸に裁判官になったことを表現して描きました。ぜひ、物語との関連性を発見しながらメインビジュアルも楽しんでいただきたいです」としている。 さらに、音楽は作曲家の森優太が担当することが決定。「自分の人生が朝ドラの音楽を担当させていただけるものだったとは、、!驚きと喜びで震えております」とコメント。「多面的で生き生きと血の通った登場人物達、家族と人間の両面を持つ司法の世界、このごまかしのない物語に寄り添い、一緒に羽 ばたいていけたら、と思います」と語った。