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同作の主人公は、唯一の保護者だった叔父ジンマンの自殺後、殺し屋御用達の兵器販売店を譲り受けたチョ・ジアン。しかし、“危険な遺産”を手にした彼女を、凄腕スナイパーのイ・ソンジョ、あらゆる戦闘力を持つソ・ミンヘ、謎の人物ベイルといった殺し屋たちが狙い始める。ジアンは自らの命と店を守るため、コンピューター工学科に通う幼馴染ペ・ジョンミンの力も借りながら、サバイバルバトルを繰り広げていく。
記者会見には、ジンマン役イ・ドンウク(『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』『九尾狐伝』シリーズ)、ジアン役キム・ヘジュン(『コネクト』『キングダム』シリーズ)、ソンジョ役ソ・ヒョヌ(『悪の花』『エージェントなお仕事』)、ベイル役チョ・ハンソン(『ストーブリーグ』)、ミンヘ役クム・ヘナ、ジョンミン役パク・チビン、そして監督イ・グォン(『ドアロック』)が登壇。
まず一人ひとりが一言ずつ自己紹介をすると、話題は制作の経緯に。今回演出・企画・脚本をも手がけたグォン監督は、クリエイター・映像監督である妻に原作本を勧められた上、歳を取る前に本格的なアクション作品をやってみたらどうかと背中を押されたことがきっかけだったと明かし、以降は作家と共に2021年から3年間かけて制作にあたったと話した。
本作の肝は、グォン監督曰く“リアルさにこだわった”というスタイリッシュなアクション。キャストそれぞれが準備の裏側について語った。ドンウクは今回、今まで経験したワイヤーを使うファンタジーアクションとは異なる、ミリタリーアクションに挑戦。元傭兵という設定から、銃器を使って戦ったり接近戦を行なったりと、海外の特殊部隊で用いるようなアクションテクニックを使うことになったという。司会者から「新鮮だったのでは?」と尋ねられるも「練習が面倒くさかった」とおどけてみせていた。ムエタイアクションを行なったヘジュンは、アクションスクールに行って体力作りをしはじめた時はやめようかと思ったほど辛かったと吐露。しかし、次第にやめることを諦め、とにかく作品に打ち込むことに集中したという。
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ヒョヌは凄腕スナイパーという役柄、銃器の扱い方に慣れていないとリアリティが落ちるため、プロから指導を受け、専門的な映像を見て研究を重ね、銃器に対してまるで自分のペットのような気持ちで扱い、それなりに苦労を重ねていたと話す。しかし、他の共演者たちへ「この場を借りて、“みなさん本当に大変でした”と伝えたい」と労いの心を表わしていた。ナイフ使いの達人を演じたハンソンは、今回初めてショートナイフを使うアクションに挑むため、たくさん準備を行なったという。ただ、いくら(ショートナイフ)が作り物でもやはり危険を伴うアクションであったことから、「(息を)合わせてくださったドンウクさん、ありがとうございます」と感謝の言葉を口に。ドンウクは両手の親指を上げ、その気持ちに応じていた。
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ミンヘは殺し屋として全てにおいて秀でている人物を演じるため、組み技で闘うグラップリングのトレーニングから、あらゆる兵器を使いこなすための練習など、アスリート並みに鍛えたという。後に記者からの質疑応答タイムでは「トライアスロンをしているような感覚だった。撮影後に筋肉が3キロも増えた」と話し、司会者から名付けられた“韓国版アンジェリーナ・ジョリー”のあだ名には「光栄だ」とはにかんでいた。チビン演じるジョンミンはアクションをする役柄ではなかった分、ドローンや四足歩行のロボットなどの先端兵器について言及。「想像よりも恐怖感を催すデザインだったため、現場で集中して演じることができた」と述べ、本作のプロダクションの凄さをアピールしていた。
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記者からの質疑応答タイムでは、やはりアクションに関する質問が多数。「それぞれ誰のキャラクターのアクションを演じてみたいか」という質問では、ドンウク、ハンソン、チビンは“構える姿がかっこいい”スナイパー役に一票ずつ、へジュン、ヘナは“指アクション”を行なうハッカー役に一票ずつ。ヒョヌは「誤解があるようですが、スナイパーも簡単な役ではないです。重い銃を持ち、繊細な演技を行ないます」と狼狽えつつ、自身はショートナイフを使ったアクションを一度はやってみたいと明かした。また、一番印象に残ったアクションシーンについての質問には、ミンヘが逆さまになって回転しながら銃を撃つシーンや、プロフェッショナルな雰囲気に満ちたジンマンの狙撃シーン、ジアンがアクロバティックに冷蔵庫から飛び出すシーン、ジンマンとベイルがナイフで死闘を交わすシーンなどが挙げられた。
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その他、叔父と姪を演じたドンウクとへジュンのケミストリーについての質問も。ドンウクは「演じる時以外はリラックスして過ごせていました。(へジュンは)冴えないお兄さんをサポートしてくれるような存在で、現場の雰囲気を盛り上げてくれるので随分助かりました」とベタ褒め。へジュンも「アクションスクールで大変だった時に誰も肩を持ってくれませんでしたが、ドンウクさんだけが“怪我に気をつけて自分にできるだけのことをやりなさい”と仰ってくださり、現場でとても頼りになる存在でした」と、美談を披露。しかし、司会者が「ドンウクさんの優しさはどれだけなのですか?」と言うと、ドンウクはすかさず「自分でも分かりません」と答え、笑いを生み出していた。
ちなみに今回の記者会見は全員黒い装いに統一。最近大胆なイメチェンを図ったドンウクの銀髪姿がとても目立っていた。所属事務所のYouTubeチャンネルで「黒髪に嫌気が差したから」と明かしていたが、今回の記者会見では「ファンを楽しませるため」と明かしていた。
『殺し屋たちの店』
ディズニープラス スターで1月17日(水)より独占配信開始
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(全8話/毎週水曜日2話ずつ配信)
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