有働由美子がパーソナリティを務めるラジオ番組『うどうのらじお』(ニッポン放送)。10日の放送は、38年ぶりの日本一を達成した阪神タイガースへの熱い思いがこもった回となった。
熱狂的な阪神タイガースファンで知られる有働。10日は、阪神がオリックスとの日本シリーズを制してプロ野球日本一に輝いて以降初めての放送となった。
オープニングで有働は「今週は会う人会う人に『おめでとうございます』と言われて、自分は何もしていないのに人生で最も『おめでとうございます』を言われた一週間でした」と振り返り、「歴史上2度しか達成していないタイガースの日本一を両方見ていたということで、(阪神が日本一になった)日曜日は人生の頂点でした。人生のクライマックスを成し遂げてしまったので、今週一週間はほぼ虚無感で、ぼんやりとした疲労とともに過ごしてきて、気の抜けたビールみたい」とまだ歓喜の余韻に浸っている様子。
レポーターとして参加したビールかけは、「若いレポーターが多くて、明らかに自分が並んでる中で最高齢でしたが、最高齢でビールかけに入るというのがずっと夢でした。アメリカにいるときにスポーツの現場で見た70代ぐらいの真っ赤な口紅を塗った女性のレポーターが、グラウンドに立っているとそこに選手から寄ってきて、『どう調子は?』とその女性が言うと選手が本当のことをしゃべるみたいな、あんな風になりたいなと思っていました」と以前から抱いていた思いを語り、「今回はビールかけレポーターに最高齢として入ったら選手が寄ってきてくれました」と遂に夢が叶ったことを明かした。
また、選手からビールをかけられた際には、「若い選手たちが『この人にかけていいのかな…?』みたいな感じで私へのかけ方が遠慮気味という(笑)気を遣わせてしまって。阪神タイガースの皆さん、あんなお祝いの席で気を遣わせてしまい申し訳ございませんでした!と感謝を込めて申し上げたいと思います」と笑いも交えながら語った。
そして、スタジオには阪神タイガースをイメージしたお祝いの花束が届いたが、そこには「日本一おめでとう!八木亜希子」と書いてあるものも。日本シリーズを前に番組ゲストとして登場したオリックスファンの八木亜希子からのプレゼントだったことが分かると「やっぱり余裕があるね、(オリックスは)日本一達成しているから、すごい!」と八木からのサプライズを喜んでいた。