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10月より約54年ぶりに復活する「金曜よる9時のドラマ枠」で放送される本作。ムロ演じるスター女優を育てた芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉が、平手演じる超エリートなのに空回りしてしまう新人弁護士・天野杏に振り回されながらも奮闘する、リーガルエンターテインメントだ。

客席に向かって「てちムロだよ!」と挨拶しつつ登場したムロ。主演でのオファーを受けた感想を問われると「ビックリしました。19歳から役者を目指していて、フジテレビさんのドラマもけっこう観ていましたので……まさかこのタイミングで来るとは思いませんでした」と感慨深げ。続けて、金曜9時ドラマの復活については「非常にやりがいがある。いろんな動画配信やら、ロードショーと戦いたいなと思います。特に、どのロードショーが来ても、正面からぶつかっていきたい」と、横並びで放送される日本テレビの『金曜ロードショー』を意識したかのような発言を残し、会場を笑いに包んだ。


一方、平手は「すごくありがたく思っていますし、素敵なドラマになることを願っています」とコメント。初共演となるムロについては「すごく緊張はしているんですけど、撮影をしながらどんなセッションが生まれるのか。自分も今から気になっています」と語った。

ドラマはクランクインをしておらず、2人が会うのも今回で2回目だという。ムロは「1回お話させていただいて、まあ、その時は緊張しちゃって、僕ばっかり喋っちゃったんですけど(笑)、今は少しだけ会話ができるようになっております」と報告。その後も「平手さんには伝えたんですよ。『間(ま)が怖い病気を持っています。助けてください』って」と告白したり、佐野とのユニークなやりとりを見せたり、まさにムロ劇場に。平手は終始、手を口で覆って笑いをこらえていた。
フォトセッションでは、ムロがムービーカメラに向かって、突然「めざましじゃんけん、じゃんけん……」と『めざましテレビ』恒例の「めざましじゃんけん」をやりだす一幕も。平手もじゃんけんをやるようムチャブリされ、彼女もやるハメに。平手は恥ずかしそうな表情を見せつつチョキを出し、会場は和やかな空気に包まれていた。