【Pick UP】坂道グループ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)関連最新ニュース 乃木坂46の『32ndSG アンダーライブ』の最終公演が、27日に東京ガーデンシアターで開催された。 32ndシングル『人は夢を二度見る』のアンダー楽曲「さざ波は戻らない」参加メンバーによる同公演は、1期生と2期生が卒業して以降初めて3~5期生のみで行われる新体制のアンダーライブ。ダブルセンターの伊藤理々杏&林瑠奈を中心に、今回がアンダーライブ初参加となる5期生を迎えた総勢15人(休演中の中村麗乃、岡本姫奈を除く)が参加。声出し解禁後初のアンダーライブとなった。 ライブは「新しい世界」からスタート。アンダー初参加となった思い出の楽曲を3期生の5人(伊藤理々杏、阪口珠美、佐藤楓、向井葉月、吉田綾乃クリスティー)がパフォーマンスした。曲中には伊藤の「私たちが新しいアンダーライブを作ります。だから、ついてきてください!」という力強いメッセージも。続いては、北川悠理、黒見明香、清宮レイ、林瑠奈、矢久保美緒が4期生初参加となったアンダー楽曲「マシンガンレイン」を、さらに5期生の池田瑛紗、小川彩、奥田いろは、冨里奈央、中西アルノが「左胸の勇気」を披露。最後に全メンバーが勢ぞろいし、伊藤&林の「アンダーライブ、スタート!」をきっかけに「Overture」へ。その後、「さざなみは戻らない」からライブは本格的に開始し、「ここにいる理由」「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」といったアンダー楽曲では、それぞれ林、伊藤が単独センターを務めた。 今回はダブルセンター制ということで、伊藤をはじめとする青組(伊藤、黒見、佐藤、冨里、中西、矢久保、吉田)、林が中心の赤組(林、池田、小川、北川、阪口、清宮、向井、吉田)の2チームに分かれパフォーマンスを繰り広げるブロックも用意された。 そして、本編ラスト直前に、座長のひとりとして今回のアンダーライブを引っ張ってきた林が、「皆さんにとってアンダーライブってなんですか?」と客席に投げかけると、「きっと私たちの中にもこの答えの正解はなくて、皆さんの中でもいろんな捉え方があっていいんじゃないかと私は思っています」と続けてから「アンダーライブはうれしいとか楽しいだけじゃなくて、不安とか焦りとか悔しさ、プレッシャー、そういう気持ちを全部パフォーマンスに乗せられる場所だと思っていて。もしそれが私たちからの一方通行なものだとしても、気づいたら皆さんは私たちの気持ちをいつの間にか受け止めちゃっている、そんな強い力がアンダーライブにはあると信じています。だから、皆さんにはひとときもこぼさずに、私たちの気持ちを受け取ってほしいです」と自身の考えを吐露。最後は「誰よりそばにいたい」を15人のソロ歌唱で歌い継いで締めくくった。 アンコールのMCではもうひとりの座長である伊藤が「今回ツアーをさせてもらって、しかも最後にこんなに大きな会場で、こんなにたくさんの方に来ていただけてうれしくて。5期生ちゃんたちが初めて参加ということで、前より距離が縮まって仲良くなれて私は楽しかったんですけど、メンバーのみんなは楽しかったですか? ファンのみんなは楽しかったですか?」と問いかけると、盛大なレスポンスが湧き起こった。その声を前に「それが聞けて何よりです。目標が自分の中で達成されました!」と満面の笑みを浮かべ、メンバーと観客が一丸となって「乃木坂の詩」を歌い上げた。 各期を代表して小川、矢久保、向井が挨拶をして、続いて林が伊藤とダブルセンターを務められた喜びを伝えると、伊藤も「本当に皆さんのことが大好きで大好きでたまらないです!」と感謝の気持ちを口にしてから、ステージをあとにした。ライブ終了かに思われたがアンコールを求める声援が鳴り響き、これに応える形で「ロマンスのスタート」をダブルアンコールで披露。伊藤が再び「皆さんとこうして過ごせるのがうれしくてうれしくて、しょうがないです! 絶対にまた会えるから、そのときまでずっとずっと待っていてください!」と笑顔で告げ、最後は伊藤&林が「ありがとうございました!」と感謝し、ライブは幕を閉じた。 同公演は5日から東京、大阪、愛知の3都市4会場で全8公演を実施。クライマックスとなる東京ガーデンシアター公演は26、27日の2日間にわたり、両日とも約8000人、計1万6000人を動員した。【セットリスト】01. 新しい世界02. マシンガンレイン03. 左胸の勇気Overture04. さざなみは戻らない05. ここにいる理由06. あの日 僕は咄嗟に嘘をついた07. 音が出ないギター08. 命は美しい09. ショパンの嘘つき10. ごめんねFingers crossed11. ありがちな恋愛12. 狼に口笛を13. 13日の金曜日14. Out of the blue15. アトノマツリ16. もしも心が透明なら17. パッションフルーツの食べ方18. 自惚れビーチ19. 口ほどにもないKISS20. 嫉妬の権利21. 届かなくたって…22. 錆びたコンパス23. 日常24. 誰よりそばにいたいアンコール25. そんなバカな・・・26. ガールズルール27. 乃木坂の詩ダブルアンコール28. ロマンスのスタート