川下りが有名な柳川、家具のまち大川、農産物が豊かなみやま、世界遺産がある炭鉱のまち大牟田。それぞれが異なる魅力を持ち、有明海沿岸道路が開通しアクセス良好になった福岡県南部4市の観光体験プログラムが、2023年春より続々と登場。 柳川では、柳川を流れる水路・掘割(ほりわり)で重要な役割を担う“水門”の奥深い物語を教えてもらいながら、お舟の上で足を伸ばして、ピクニック気分でまったりと過ごせる「お舟でデイキャンプ」や、宿泊翌日の朝食をお舟の上でゆっくり楽しめる「ときの流れを愛でるプラン」など、川下り×グルメを楽しめるプログラムが揃っている。 押し花文化ふるさとの地・大牟田では、隣の家具のまち・大川の木工技術も使い、自分用としてはもちろん、母の日など大切な人へのプレゼントにぴったりのインテリアづくりができる「花と木工のインテリアづくり」プログラムを準備中だ。 大川では、300年以上続く酢蔵・庄分酢で心地よい発酵の香りを感じながらの蔵見学後、市の文化財である高橋家住宅の茶室でゆったりとお酢の料理を味わえる「茶室でお酢を愉しむ」プログラムが新たに完成。食後は大川のスペシャルティコーヒー「あだちコーヒー」のコーヒーとデザートも楽しめる。 みやまでは、全国に2社しかない線香花火を作っている筒井時正玩具花火製造所がリノベーションした築100年の古民家の1日1組、1棟貸し宿「山の家」がオープン間近。地域の素晴らしい素材を使ったアメニティも揃っており、全身でみやまを楽しみ、癒されることができる。オプションで線香花火づくりや鍼灸、瞑想体験も可能。みやまでは他に、創業130年の老舗・吉開のかまぼこでの「かまぼこ作り体験」や、昭和13年創業の老舗・古賀茶業が企画する「八女茶の製造工場見学とオリジナルハーブティー作り」プログラムも。