日向坂46の宮田愛萌が18日、東京・有明アリーナで開催されたクリスマスライブ『ひなくり2022』2日目公演で卒業挨拶を行った。
今年9月に卒業を発表し、かねて『ひなくり』での卒業挨拶が予告されていた宮田。この日はパフォーマンスには参加せず、アンコールのみで出演。大胆に肩を出した黒の大人っぽいドレスを着てステージに現れた。そして、大学とアイドル活動の両立の苦労を振り返り、声をかけてくれたり、相談に乗ってくれたというメンバーの支えに感謝。また、ペンライトを宮田のサイリウムカラーである赤とピンクにして、彼女の話に耳を傾けるファンに「ありがとう」と感謝し、「みんなのことほんっとーに大好きで、大切で、たぶん一生忘れないし。みんなに何か私のかけらがちょっとでも残ったらいいなってことは、すっごく思います」と思いを語った。
挨拶後、同期の二期生を呼び出すと、仲の良い小坂菜緒が宮田に花束をプレゼント。同期からは、「おもてなし会」で宮田が二期生の癒やしになったことや、一緒にユニット曲をもらった河田陽菜が涙ながらに思い出を語る場面も。そしてここで富田の発案で、宮田の好きな曲をアカペラでプレゼントすることに。宮田を囲んで、リクエストされた「君のため何ができるだろう」を歌うと、宮田は思わず涙。それを見た丹生明里や松田好花も涙腺崩壊していた。
小坂は宮田へ「愛萌が頑張ってきたことはほんとに、ものすごくおっきいもの」「私たちはもちろんそういうところちゃんと見てて。だからなんだろう、ここまでよくがんばってくれたなっていうのもそうだし、おつかれさまと、もうほんっとうにありがとうの言葉をかけたいなと思います」とメッセージ。最後の曲は「JOYFUL LOVE」。宮田も含め、トロッコにソリのパネルを貼り付けた「ソリッコ」にメンバーが乗り込み、会場を一周した。曲終わりで、ひとりステージに残った宮田は、感極まった様子で「日向坂になってよかったかもしれない」と口にし、深いお辞儀をしてステージを後にした。
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