女優の黒谷友香が15日、東京・愛宕警察署の「一日警察署長」に就任し、新橋商店街にて防犯を呼び掛けた。 女性警察官の黒の制服に身を包んだ黒谷は、JR新橋駅西口SL広場に設置された特設ステージに登場。「私は新橋とゆかりがありまして」と告げ、「モデルデビューをさせて頂いた17のころによく来てました。女子高生だったので制服で歩いていましたけれども、おかげさまで、そのころには危ない目には何も遭うことなく」などと新橋の思い出を語った。「今日から特別警戒ということで、みなさん、年の瀬は色々とあったり、クリスマスもございます。やっぱりお酒を飲んでテンションがあがってしまって、自分で制御できないなんてことにもなりかねないので、その辺のことを今日、みなさんと一緒に歩いて、みなさんにお知らせして、良い年を迎えられたらと思っています」とあいさつした。 その後、新橋商店街をパトロールし、防犯を促すチラシ入りのホッカイロを配布。悪質客引きや仮睡者狙いなどからの被害防止を呼び掛けた。 パトロール終了後、黒谷は報道陣の囲み取材に応じた。「年の瀬なのか、飲み会が多いんでしょうね。人がたくさんで、男の人も、女の人もたくさんいたので、色んな方にお渡ししましたけど、みなさん快く受け取って下さりましたので、無事に家まで帰って頂ければと思います」と振り返った。 黒谷は「一日警察署長」は5回目だそう。「5回ともなりますと、署によってまったく雰囲気が違うんだなということを感じるという、……ちょっとプロになってきました(笑)」と軽快なトークを披露して報道陣を沸かせた。ただ、これまではグレーや紺の制服を着用してきたそうで、今回のような黒の制服は初めてとのこと。「すごくかっこいいで制服で、袖を通したときに『かっこいいな』と。黒ってかっこいいと思いました」と声を弾ませた。