A.B.C-Zの塚田僚一が7日、東京會舘にて開催された熱海五郎一座 『任侠サーカス~キズナたちの挽歌~』製作発表記者会見に出席した。 三宅裕司率いる「熱海五郎一座」新橋演舞場シリーズ第8弾となる本公演。今回は、任侠とサーカスを掛け合わせたテーマで喜劇を行うという。会見には、本シリーズ初の男性ゲストである塚田のほか、同じくゲストの浅野ゆう子、一座の三宅、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之が登壇。どうしてもトークが長くなってしまう面々のため、MCには強制終了用のチンベルが用意されるなど、笑い溢れる会見となった。 今回の舞台について塚田は「(オファーは)ステージに立つのが本当に好きなので、嬉しかったです。やるからには全力で吸収していきたいと思います」と意気込み。早速“笑い”で見習うことがあったようで「司会の方がチンベルを持っていらっしゃいますが、メンバーによくしゃべる河合(郁人)ってヤツがいるので、(グループにも)『チン』で止めるシステムを導入したいなと思います」と語り、会場を笑いに包んだ。 本舞台は、台詞を忘れてしまうと、共演者からのアドリブ攻撃がくるのが特徴。そのあたりの心配はないか問われた際には「どちらかと言うと、グループでいるときも、台詞を忘れたりすることが多いので……そのときはすみません。台本があって決まりごともあると思うんですけど、そのとき、そのとき生まれるお笑いも楽しみながらやっていきたいです」と生の舞台ならではの魅力を語った。 身体能力の高い塚田に期待を寄せるのは座長の三宅。「(本番で)塚ちゃんにはアクロを使ったギャグをやっていただきたい」とお願いがあると、インタビュアーから“今ここでやってほしい”との依頼が。塚田は臆することなくY字バランスで「嬉しいY!」とアクロギャグを披露した。 その後、無茶ぶりで渡辺がY字バランスをすることになったものの、転倒してしまうハプニングが起こった。大事には至らなかったが、会場は一時騒然に。空気を察した塚田がすかさず「笑いをとるってこんなに体を張らないといけないことなんですね。勉強させていただきました!」とフォロー。早速、アドリブ力を見せて、ハプニングに対応していた。