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尾上松也が、27日放送の『なりゆき街道旅』(フジテレビ系)に出演。歌舞伎役者ゆえの“クセ”に苦労していることを明かした。
「舞台出身だと、どうしても大きく表現してしまう」と、オーバーリアクションになってしまうと言う松也。ハライチ澤部佑から「最初は怒られたりしたこともあるんですか?」と聞かれると、「全然あります。ドラマに出だしたときは『歌舞伎じゃないんで!』と言われたこともある」と答えた。
セリフ回しについても「言いたいところを盛って言いたくなる。抑揚をつけてしまう」という松也。そのため監督からダメ出しされ、渋々ふてくされて言うと、なぜかOKに。「これでいいのか」と半信半疑でオンエアを見ると、音楽が入ってゆっくりカメラが寄られると自然に見えると言及。ドラマが、他のスタッフとの共同作品であることを痛感したと話した。
そして「最初はやっぱり慣れないですね、舞台の人は」と改めて述べ、「『右向け』と言われたら体ごと向いてしまうが、『目線だけで右を向いたことになるんだよ』と教えられた。『こっち(右方向)に傾けるだけでも右を向いたことになるから、そんなに向かなくて平気』と言われた」と振り返っていた。