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連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第67話が4日放送され、思わぬ偶然が、るい(深津絵里)の記憶を呼び覚ました。
ひなた(新津ちせ)は、映画村で出会った外国人美少年のことが忘れられずにいた。英語が話せるようになりたい、英語教室に通いたいと、錠一郎(オダギリジョー)に相談すると、彼はあるアイディアを思いつく。
それが、福引で1等の熱海旅行を当てて、それを換金してお金を作るというもの。だが補助券が1枚足りない。吉右衛門(堀部圭亮)は「福引き、引きたかったら補助券10枚耳をそろえてお持ちいただこ」と突っぱねる。
ひなたはまたしても、1本10円の空き瓶集めに精を出すが、吉之丞(石坂大志)と空き瓶を取り合いになる。その際、ガラスの瓶が割れてしまった。それを知ったるい(深津)はかつて自分が額に傷を負ったときの思い出が甦るが、ひなたにたいしたケガはなく、「顔切ってたらどないしよか思ったわ。良かった……」と安堵する。
「この度はせがれが大変ご迷惑をおかけしました」と、吉右衛門がお詫びのしるしに持ってきたのは100枚の補助券。10回引けることになるが、9回は外れ。そのとき、るいが現れ「私が引く」。るいが引いた最後の1回で当てたのは、3等の中古のラジオ。こうして大月家にラジオがやってきた。するとそこから流れて来たのは『証城寺の狸囃子』。るいは、安子(上白石萌音)と、その英語の歌をラジオの前で聴いていた過去を思い出す。さらに、未だに英語のラジオ講座が放送されていることを知る。
これに対してネットでは「伏線回収とはこの事なり」「やっぱり英語に出会う運命やったんやなぁ」「ラジオ英語と繋がった」といった声とともに、「るいが福引でラジオを当てたのは亡き父の稔が引かせたのだろう」という意見もあった。