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24日放送のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の第18話では、終戦を告げる「玉音放送」が流れた。
多くの国民が日本の敗戦を知った1945年8月15日の玉音放送。同18話の劇中では、「朕は帝国政府をして米英支蘇四国に対し其の共同宣言を受諾する旨通告せしめたり」というくだりだけ使われているが、これらを聞いた美都里(YOU)が「どういうことですか?」と千吉(段田安則)に尋ねる。千吉が「戦争が終わった」と答えると、美都里は「終わったんですか? 戦争が?」と未だに信じられない様子で聞き返す。
この音声はNHKによると、「玉音放送」の音声を記録したレコード盤「玉音盤」の原盤とのこと。戦後70年を経て宮内庁より2015年8月1日初めて公開されたという。これまでドラマなどで頻繁に耳にしてきた昭和天皇の「玉音放送」は、「玉音盤」そのものの音声ではなく、終戦の翌年、GHQ(連合国軍総司令部)の命でつくられた「玉音盤」をコピーしたものの音声とのこと。このコピーに比べて原盤のほうがクリアに聞こえるという。
詳細はNHKアーカイブスに記載されており、天皇が朗読された全文も書かれている。
朝ドラ #カムカムエヴリバディ
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) November 23, 2021
1943-1945 の頃。
多くの国民が
日本の敗戦を知った
1945年8月15日 正午の玉音放送https://t.co/qVwt1kp5rc
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昭和天皇による
「終戦の詔書」の朗読、
その全文と録音です。#NHK戦争アーカイブス より pic.twitter.com/cbceIQuYeM