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フィギュア界に現れたロシアの新たな天才少女カミラ・ワリエワが話題だ。
現在15歳のワリエラ。先日の国際大会で4回転ジャンプをはじめ 全ての要素でハイレベルな演技を披露。世界最高得点をマークした。インタビューでは「すべての試合を全力で戦います。ロシアの名誉のために」と語り、さらなる高みを目指す。
グランプリシリーズデビュー戦としてテレビ朝日系で30日に放送された『フィギュアグランプリシリーズ2021 カナダ大会』ショートプログラム。
トリプルアクセルもしっかり決めた彼女はトリプルフリップも華麗に着氷。荒川静香は「しっかりと手を上げるだけではなく姿勢がきれいな軸をとる形になっています」と絶賛した。その他の滑りも難易度の高いプログラムを次々と組み込んだ。得点は84.19と、パーソナルベストを更新。世界最高得点にも迫っていきそうな高得点で、ショートプログラムのトップに立った。
シニアに上がったばかりの選手だが非常に演技が洗練され、かつ成熟している。憧れの存在はアリーナ・ザギトワだとか。さらに彼女を教えるコーチは、数々のロシアのトップ選手を生み出してきた名伯楽、トゥトベリーゼ。カミラ・ワリエワ、これから世界を制していきそうな予感だ。