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フジテレビは、2022年に北京で開催される冬季オリンピック(2022年2月4日開幕)の放送で、村上信五がメインキャスターを務めることを発表した。
村上がオリンピックのキャスターを務めるのは、『東京2020オリンピック』(フジテレビ系)に続いて2回目となる。今回の大役決定について、村上が現在の心境を語っている。
――東京オリンピックの取材で特に印象に残っているアスリート、シーンは?
阿部兄妹の同日金メダル。前から取材させていただいていましたので、一二三選手に関しては赤パンツの行方も含めて気になりました。初めてのオリンピックとは思えない堂々とした姿が印象的です。
――東京オリンピックの取材を経験されてきた村上さんだからこそ伝えたいことは?
アスリートの皆さんのすごさ、細やかな部分をできる限り分かりやすく、視覚的には分からなかったりするマインドもしっかりとお伝えしたいと思います。
――冬季オリンピックで印象に残っているシーン?
やはり長野オリンピックのスキージャンプ・ラージヒル団体。あのジャンプは日本人として忘れられない興奮が詰まっています。
――北京オリンピックで見たい・気になっている競技があれば教えてください。
スピードスケートとフィギュアスケート。以前取材させていただいた、スピードスケートの髙木美帆選手とフィギュアスケートの鍵山優真選手はメダルへの期待、内容含めて注目です。採点競技とコンマ何秒の世界で戦うという、同じ氷上でも全く違う景色は楽しみです。
――3大会連続金メダルが期待される羽生結弦選手は?
羽生選手は日本の顔ともなっている選手ですので、期待値の高さは言うまでもありませんが、金メダルの結果、大会期間中の一挙手一投足に注目が集まると思いますので、全てのコメントにも注目したいです。
――現地・北京で取材されることに関しての思いや意気込みをお願いします。
初めての北京になりますので、会場の空気は当然、現状、中国国内の方しかいない有観客の様子や、オリンピックならではの緊張感や、選手の最新の詳細、コンディションや動向を、選手の足手まといにならないように皆様にお伝えできる事を楽しみにしております。
――番組を楽しみにされているみなさんに一言お願いします。
東京オリンピックの興奮同様、日常を忘れて楽しんで頂けますように努めます。各競技の新たな視点や見方をお届けしたいと思っております。どうぞ、冬のオリンピックを目いっぱいお楽しみください。