タレント・演出家のテリー伊藤が17日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演し、各政党が衆院選で公約として掲げる現金給付策について意見を述べた。 テリーは、与野党各党が軒並み国民への現金給付策を打ち出していることに、「ダチョウ倶楽部と一緒だよね。ウチが打すウチが出すって」と皮肉った上、「日本の借金は1160兆円。世界でこんな国はない。GDP(国内総生産)の2倍ぐらい借金がある。カネをばらまいて、誰が借金を補うの。借金を返すのは子どもとか孫。自分の子どもを苦しめるようなもので、こんな馬鹿なことはない」と述べ、国民に現金を給付しても、その財源は後の世代が負担することになると指摘した。 さらにテリーは「10万円給付したって経済効果なんてない。去年給付してもみんなポケットtに入れて、使ってない。経済効果なんて何もないにもかかわらず、自分たちが選挙に受かりたいためだけですよ」と各党の姿勢を批判した。