2019年5月に結成された「少女歌劇団ミモザーヌ」は、11歳から19歳の少女たちで結成された、吉本興業発の歌劇団。『和』の文化を背負い、“世界でも活躍できる”少女達の成長を見守り、応援していく新しい形のライブ・エンタテインメントを届けるべく活動している。
同公演は、メンバーにとって初の有観客ライブとなる。一期生のいまもりまなか、すずきみあいムェンドワ、いわむらゆきねに、公演を目前にした現在の心境や、公演の見どころ、自身のＰＲポイントなどを聞いた。
――まず最初に、ご自身の自己紹介からお願いします。
いまもり：私は今、高校三年生の18歳です。ギターを弾くことが趣味で、家で弾き語りをしている時間がすごく楽しいので、いつかはお披露目できる機会があれば嬉しいなと思います。赤ちゃんや小動物の動画を見るのが癒しの時間で、とくにハリネズミの動画を見るのがすごく好です。
すずき：高校一年生の16歳です。ダンスが大好きで、アクロバットが少しできます。マイブームは、ダウンタウンさんが好きなので、お笑い番組や『水曜日のダウンタウン』をよく見ています。
いわむら：高校一年生の15歳です。私の長所は常に明るくて前向きで、いつも笑顔なところなです。食べることが大好きで、よく甘いものを食べています。最近はマリトッツォを食べることにハマっています。
――皆さんはオーディションの応募者736人の中から、勝ち抜いて選ばれたメンバーですが、合格を聞いた時の気持ちや、芸能界に憧れたきっかけを教えてください。
いまもり：私は中学生までダンス＆ボーカルグループとして活動していた時期があって、そのグループが解散になった時に、このオーディションに応募しました。芸能界で活躍されている歌手の方を見て、私自身が元気をもらったことがきっかけで、私もこの世界で笑顔を届けられたらいいなと思いました。
いわむら：私はダンスと歌を習っていて、舞台に立つチャンスを探していたので、このオーディションを受けました。最終審査のオーディション合宿の時は、周りの子たちのレベルがすごく高かったので、落ち込みながら帰ったのですが、合格の連絡をいただいて、本当に嬉しかったです。
すずき：私は体を動かすことが大好きで、挑戦してみたい気持ちがあったので応募しました。最終審査の合宿オーディションには40人が来ていて、受からないかなと思っていたのですが、合格をもらえたので自分が頑張れるところまで頑張ろうと思いました。
――いよいよ、歌劇団として初の有観客の夏公演を迎えますが、どんなライブになりそうですか。
いまもり：楽曲の中に、英語の曲やミュージカル曲、カッコいい曲、アイドルみたいな可愛い曲など、いろんなジャンルの曲があるので、小さい子からお年寄りの方まで、色んな方に楽しんでもらえるショーになると思います。すごくドキドキしているのですが、それよりも早く観てほしい、楽しみという気持ちが強くあります。
すずき：生でお客さんの顔や表情を見れることがすごく嬉しくて、本当に楽しい舞台になると思います。
いわむら：前回は配信での公演だったので、今回はお客さんと会場全体で盛り上がることができるのかなと思うと、すごく楽しみです。今回は世界中を旅しているような色んな曲が20曲あるので、楽しんでいただけると思います。
――夏公演で、ご自身が注目してほしいポイントは？
いまもり：私はオープニングでセンターをやらせてもらうので、そこで会場にいる全ての人の心をわしづかみにできるように頑張りたいです。
すずき：私はカッコいい曲や大人っぽい曲に出させていただいているので、カッコいい楽曲に注目して欲しいです。
いわむら：私は20曲中、11曲に出させてもらうので、可愛らしい曲から大人っぽい曲まであります。表情の変化とか、体の使い方の違いとか、いろんな私を見ていただけたら嬉しいなと思います。
――メンバーの間で流行っていることや、どんなことが話題になりますか。
いわむら：最近、歌劇団がSNSを始めたので、TikTokをメンバー内で撮ったりしています。
すずき：メンバー同士がすごく仲が良いので、この間は「メンバーみんなでシェアハウスしたいね」という話で盛り上がりました。シェアハウスをしたら毎日一緒にいられるし、一緒に練習もできるし、めっちゃいいなあという話になりました。
いまもり：メンバーは一番下の子が小学6年生で、上は19歳までいるので年齢差はあるのですが、姉妹や家族みたいに仲が良くて、本当に話がつきないです。
――グループとしての今後の目標を教えてください。
いまもり：夏公演をとにかく成功させて、レッスンも積み重ねていって、将来的には世界でも活躍できるグループになれたらいいなと思っています。
いわむら：今までは歌とダンスのレッスンを重ねてきたのですが、これからは日本舞踊などの日本の文化だったり、タップダンスだったり、さらに色々なことに挑戦して、もっと面白いショーを作れるグループになりたいです。
――芸能界の先輩で憧れている人はいますか。
いまもり：中条あやみさんにすごく憧れています。モデルとしても女優としても活躍されているので、私も中条さんのような素敵な女性になれるように、歌もダンスも演技も勉強していきたいです。
すずき：私は物心がついたころから、家でマイケル・ジャクソンさんを見ていて、歌もダンスもすごくカッコいいなと思って憧れています。MISIAさんの歌い方もすごくカッコ良くて、MISIAさんの動画をすごいなあ、こうなりたいなあと思いながら見ています。
いわむら：私はK-POPが好きで、TWICEのリーダーのジヒョさんの大ファンです。歌もダンスもすごくレベルが高いので、私もジヒョさんのようなパフォーマンスができるようになりたいです。
――普段は家族やメンバー、友人の間では、どんなキャラと言われますか。
いまもり：歌劇団の中では、年齢的にお姉さんなので「クールビューティー」と言ってもらっていますが、学校ではいじられたりと、いろんな一面があります。
すずき：私はムードメーカーと言われます。家でもしゃべり過ぎていて、家族には「90％、話を聞いていない」って言われるんですけれど、そのお陰で「家が明るくなってるからいいよ」と言われたり、学校を休むと、友達や先生に「みあいがいないから、つまらなかった」とか「ムードメーカーなんだから休まないで来てね」と言われます。
いわむら：自分ではポンコツなのかなと思います。人に怒ったりするのも苦手で、喧嘩もしたことがないですし…。
すずき：ゆきねは優しいんだよね、心が奇麗すぎる子です。
いまもり：ゆきねは本当に優しい子で、まとめる時はしっかりまとめてくれるので、すごいなと思います。
――好みの男性のタイプは? 「少女歌劇団ミモザーヌ」は、恋愛禁止というルールはあるのでしょうか。
すずき：そういう経験をすることによって、歌や演技に生かすことができると思うので、恋愛禁止というルールはありません。私は年上の方が好きで、小栗旬さんが好きです。小栗さんは映画を見ていても、出てきた瞬間のオーラがすごくて、あのカッコ良さはどこから出てくるのだろうと思います。
いまもり：ニコッと笑った顔が可愛らしい方が好きです。「いただきます」「ありがとう」「ごめんなさい」という人として当たり前の礼儀は、私自身も気を付けていることなので、そういうことをきちんと言える男性が素敵だなと思います。
いわむら：私は自分が世界で一番じゃないか?というくらいに優柔不断なので、いろいろなことを決めてくれる人がいいなと思います。引っ張っていってくれる人が好きです。
――普段お休みの日や、おうち時間は何をしていますか。
いまもり：私は家で趣味のギターを練習して、録音して聞いて、いいね～みたいな感じで遊んだりしています。
いわむら：自粛期間は、自主練をする時間がすごく増えたので、発声や体幹トレーニングを頑張ってやっています。
すずき：私は6人兄妹で家族が多くて、夏休み中はみんな家にいるので、たくさんおしゃべりをしています。お兄ちゃんとお姉ちゃんは楽器ができるので、お姉ちゃんが弾いた曲に対して、お兄ちゃんがドラムを叩いて、家族で歌ったりして盛り上がっています。
――改めて、夏公演への意気込みをお願いします。
いまもり：お客さんに生で伝えられることがたくさんあると思うので、夏公演で私たちのことをたくさんの方に知ってもらって、応援してもらって、もっと大きくなっていけたらいいなと思います。
すずき：夏公演は私たちのスタートだと思っているので、たくさんの方に楽しんでもらって、メンバー一人一人のいろんな個性に注目していただきたいです。
いわむら：コロナ禍で気分が落ち込んでいる方がいらっしゃると思うのですが、私たちもコロナ禍の中で一生懸命練習を頑張ってきたので、明るいショーをお届けするので、楽しみにしていただきたいです。
■少女歌劇団ミモザーヌ 夏公演「Romance～恋するように～」
8月17日（火）東京・なかのZERO小ホール、8月20日（金）大阪・東大阪市文化創造館で公演。
