自然の怖さを伝えることばかりを考えていた百音(清原果耶)。朝岡(西島秀俊)は「私は永浦さんに会ったとき、直感的にこの人には気象にかかわってもらいたいと思いました。あなたが海のことも山のこともとても好きで、その一方で怖さもよく知っていると感じたからです」と打ち明ける。「人は分からないものを怖がります。しかし、よく知ってさえいれば、例え牙を向けられたとしても、傷つけられないように距離を保つことができる。相手をよく知るということが恐怖と被害を遠ざけます」(浅岡)。54話で百音は気象予報を伝える難しさを痛感する。 30日放送の55話では、百音は思いがけず菅波(坂口健太郎)と再会。仕事で空回ってしまったことを相談すると、少々理屈っぽくも優しさのある菅波らしいアドバイスが返ってきて、百音は元気を取り戻す。 力んでしまっていた百音を心配していた朝岡(西島秀俊)や莉子(今田美桜)も、肩の力が抜けた様子に一安心する。 そんな中、台風が東北の太平洋側から上陸しそうだという情報が…。