動物写真家の岩合光昭氏が18日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演に、猫好きになったきっかけを明かした。 「一番最初に僕が猫を好きになったのは、高校生の時」と語った岩合氏。「友達の家に行ったら、友達が肩に三毛猫を抱えて、僕の目の前で顔を見せてくれた。そのときに、目の下がボアッと熱くなってきて、涙が流れて…」と振り返った。 自分も猫を飼いたいと思っていたところ、ある雨の日、電信柱の下に段ボール箱が置かれていて、その中に子猫が2匹入っていたという。「それを見た瞬間にうちへ連れて行って、その子たちを育てて、みたいなことがあった」と話した。 さらに岩合氏は、動物を扱った映画やテレビ番組について「何かが起きた瞬間がまとめられていて、感動的なんですけど、日常生活ではないんですよ」とした上、「でも、この間動物園に行ったときに、これが動物の日常なんだ、これを楽しめるなと思ったんです。映画だと動物でも捕食シーンだとかを集めて構成されてしまうが、でもライオンが寝ているところも猫が寝ているところも、絵になるところはすごく絵になる」と、動物たちの何気ない日常の魅力を力説した。