日本推理作家賞を受賞した宇佐美まことの同名小説をドラマ化した同作は、かつて卑劣な手段で財産を得た主人公・財前彰太(藤木)に、因果が巡り、やがて災いがもたらされる衝撃のミステリー(7月24日 22時~WOWOWで放送&配信スタート)。
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過去の過ちに罪悪感を感じながら、次第に翻弄されていく主人公・彰太を演じた藤木は、「僕は、置かれている状況がどんどん変わっていくところが難しかったです。彰太が18年前に犯した罪が絡んできて、娘がいなくなって、娘の状況も刻一刻と変わっていくところが複雑でした」と演じた感想を語った。
彰太の妻で、事件に巻き込まれていく由布子を演じた吉瀬は、「ある事件に巻き込まれて、(由布子は)子どもを思うがゆえに、行き過ぎた行動をとってしまうんですけれど、私も子を持つ母として分からなくもないけれど、『由布子さん、そこは止めておこう…』みたいな気持ちでやっていましたね」と撮影時をふり返った。
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作品のテーマにちなみ、自身の人生で“あの過去があったから今がある”と思う「因果応報」にまつわる出来事を、出演者らが明かす場面も。
吉瀬は、「私は今でこそ、“ショートの人”って言われるくらい、ショートカットの印象になっているんですけれど、女優業をやってから役でショートにして、今の定着した私がいるので、あの時ロングのままだったら、私は今このステージに立っているのかなって」と語り、「髪の毛って大事なんだなと思って。今、伸ばすに伸ばせないんです…」と、本当はロングヘアに憧れていることを告白。
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三宅は、「16歳の時に、V6というグループに入って、活動をスタートさせたことは大きなターニングポイントだと思いますね。ジャニーさんに出会っていなければ、V6になっていないと思うので、右も左もわからない中学生を選んで会社に入れてくれて、本当に感謝しかないです」と、芸能界入りした当時を回顧した。
また、三宅は、同作の第一話の放送日について「うちのV6のリーダーの誕生日なんですよ。全5話なので、僕は一人一人のメンバーの家に行って、放送を見ようかなと思っています。(メンバーの自宅の)5件、WOWOWの契約を取ってきます!」とリップサービスでアピールし、笑いを誘っていた。