15日23時30分からは、『セブンルール』(カンテレ・フジテレビ系)が放送。全国でも数少ない、野山に咲く花だけを売る京都の専門店「花屋みたて」店主・西山美華氏に密着している。
一般的な生花店では1年中咲くようにハウス栽培された花を扱うのに対し、花屋みたてでは野や山に咲く野生の花だけを取り扱い。毎月、西山氏が選んだ花が届く宅配サービス「季節のおまかせ便」のファンは全国に広がっている。
幼い頃から自然の中に咲く花が大好きだった西山氏は、大手の生花店に就職。ところが、「花で人を感動させたいのに自分が感動できなくなった」と感じるようになり、8年前、30歳の節目に「花屋みたて」を夫とともにオープンした。「“花を売る”よりも“季節を売る”仕事をしたい」と語る西山氏。店内に並ぶ、自然そのままの美しい草花や花木は売り物ではなく、あくまでお客さんの好みを知るための観賞用。完全予約制で、1時間かけて客の好みを聞き出す独自の販売スタイルで、自らの思いを届けている。
今回、カメラはミシュラン1つ星料亭からの依頼で花を生ける現場や、骨董品店で花器を探す休日に密着。夫と小学2年生のひとり息子と暮らす自宅では、独特の子育て術も。また、庭に咲く花を毎朝短時間で手軽に生ける「花と共にある生活」にも迫る。