AKB48・柏木由紀が、3日放送の『主治医が見つかる診療所スペシャル』(テレビ東京系)に出演。10万人に1人の難病と言われる「脊髄空洞症」であることが分かった。
今回、番組で人生初の人間ドックを受けた柏木。血管や血液、心臓、胃はすべて5点だったが、骨だけが1点という結果に。その原因が、脊髄空洞症。これは、脊髄の中に水のたまった空洞ができることにより、脊髄の機能が障害を受けて起きる病気。
もともと1年以上前から左手の指先のしびれを感じていたという柏木。そのとき診断されたのが「手根管症候群」。この原因は、スマホなどを常に持つなど手の使い過ぎによることが多いそう。
しかし今回、左手のしびれの理由が、手根管症候群以外に、この脊髄空洞症にもあると考えられることが判明。これを聞いた柏木は、「(以前)手根管症候群と言われてから、いろいろ自分で改善していたが治らないのが引っかかっていた。逆にここ(脊髄)かもと分かって気持ちが楽になった」と吐露。
だがこの脊髄空洞症は10万人に1人がかかると言われる指定難病で、症状が進行すると、足にもしびれが広がり、運動機能にも障害が出るようになるという。
収録から2週間後、脊髄専門の医師がいる病院で精密検査を受けた柏木は「まだちょっと信じられない」と驚きながらも治療することを決意。さらにこのオンエア直後、YouTubeチャンネル『ゆきりんチャンネル』も更新。病気について「ゆっくり進行していくもので、すごく急いで治療をしなければいけないわけではない。一刻を争う事態ではない。命に別状もない」と説明し、ファンを安心させていた。