永野芽郁が、15日放送の『王様のブランチ』(TBS系)に出演。朝ドラヒロイン決定の裏側を語った。
2018年度上半期の連続テレビ小説『半分、青い。』のヒロインに抜擢された永野。彼女は当時、あるバラエティの収録に臨んでいたのだが、撮影がかなり延びてしまう。するとマネージャーに「次があるから抜けるよ。朝ドラの最終選考だから」と告げられる。
しかし永野は、収録していたバラエティ番組のあまりの楽しさに「最終選考より、こっちでしょ」「自分が今やれる仕事をやるべきでしょ」と反論するも、強引にマネージャーに連行されたという。
NHKに到着後、彼女を待つ多くの人の波が。さらに、そのうちの1人からバインダーを渡される。台本読みだと思った永野は「いやだなあ、脚本家さんの前でお芝居か」とバインダーを開くと、そこに「ヒロインはあなたです」と書かれていたという。
だが事態をよく飲み込めていない永野は「どんなセリフ?これ言うんですか?」と聞き返した。スタッフから「受けてくれますか?」と有無を言わさず確認されたため、「早く返事しないと断られると思って『はい』と、よく分からないうちに言ってしまった」と振り返った。
そして翌日が同作のヒロインの発表会見だったという。この前日は「親族には言うな」と言うことで、都内のホテルに宿泊し、1人隔離されたのだとか。当日、会見の10分前に母親に「今NHKにいる」と電話すると、オーディションを受けていたことをすでに知っていた母親は感づいて涙。「すごい感動的な…壮大なサプライズみたいな感じだった」と話していた。