5月7日公開のガイ・リッチー監督最新作『ジェントルメン』より、WEB限定予告編が解禁された。
同作の舞台はロンドン。長年にわたる大麻の大量栽培/販売で財を成したアメリカ人ミッキーが、ビジネスを売却し、引退するというウワサに暗黒街に激震が走った。その利権総額なんと500億円。目の色変えた強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ&ロシアン・マフィア、さらには下町のチーマーまでもが跡目争いに参戦。一筋縄ではいかないジェントルメン=一流のワルたちによるダーティでスリリングな駆け引きが始まる。
デビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』と『スナッチ』以来、地元・ロンドンのクライム・ワールドに帰還したガイ・リッチー監督。キャストにはミッキー役に『インターステラー』のマシュー・マコノヒーの他、『キング・アーサー』のチャーリー・ハナム、『クレイジー・リッチ!』のヘンリー・ゴールディング、TVシリーズ「ダウントン・アビー」のミシェル・ドッカリー、『トータル・リコール』のコリン・ファレル、そして『コードネーム U.N.C.L.E.』のヒュー・グラントが結集した。
今回解禁されたのは、昭和の任侠映画の予告編を彷彿とさせる「『ジェントルメン』予告編 極道紳士Ver.」と題した映像。クラシック音楽の定番ヴィヴァルディの「四季」より“春”にあわせ、いつもより上品な立木文彦のナレーションで始まった映像は、「巨大抗争がー勃発!」という荒々しいテロップと共に急変。その後の映像は主要キャラクター達の紹介へ。「マリファナ王(百獣の王)」、「王の右腕(頼れる相棒)」、「チャイニーズ・マフィア(若きドラゴン)」ら“一流のワルたち”がひしめき合う様子が見て取れる。
さらに途中から「ボクシングコーチ(ジム経営)」や「私立探偵(ゲス野郎)」など、マフィアの世界には縁遠いと思われるキャラクターが現れ、曲者たちが入り乱れる予測不能の展開に進んでいく。今回の映像を見たガイ・リッチー監督は「Amazing, Cool, Fantastic. I Love it!」」と絶賛していたという。映画『ジェントルメン』は、5月7日公開。