ミュージシャンの西川貴教が11日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演し、郷里の滋賀県でのライブ開催計画について言及した。 西川は、滋賀県内限定でライブ活動を行うことになったきっかけについて、「たまたまですけど今年、(西川のソロプロジェクトの)T.M.Revolutionが25周年というのもあって、ファンの皆さんに少しでも動いているところを見せてあげたいなというのがあったが、全国ツアーは正直厳しいので、昨年ぐらいからそういうのは抑えていこうと。その中でできることをいろいろ模索していく中で、こういったものを考えていた」と語った。 地元での反応については「ポジティブに受け止めてくれる人もいるが、感染者が少ない田舎の県に他府県から流入してくることに危機感を持っている人もいるので、そこは真剣に受け止めなくてはいけない」と気を引き締めた。 さらに西川は「われわれのような立場で出て行く人間だけじゃなくて、それを支える立場の人間がいる。(自粛期間が)あと1年となったときに、フリーランスの方も多いので、そういった方々を守り切れない。そういった方々を少しでも守る形でこういった場所を提供したい」と述べ、音楽産業に携わるスタッフたちの生活を守ることも開催の目的だと明かした。