大人気ゲームシリーズ『モンスターハンター』をハリウッド実写映画化した映画『モンスターハンター』が今月26日に公開される。このほど、新たな本編映像が公開となった。
同作の監督を務めるのは映画『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン。主演は『バイオハザード』シリーズのヒロイン・アリス役などで知られるミラ・ジョヴォヴィッチで、トニー・ジャーや、ロン・パールマンどそうそうたる面々が名を連ね、女優・山崎紘菜がハリウッド映画進出を果たし、日本代表として参戦した。
今回公開となったのは数々の巨大モンスターたちのなかでも屈指の強さと凶暴さを誇り、シリーズを代表するモンスターの1体であるディアブロス亜種との闘いの幕開けを捉えた映像。巨大モンスターが多数生息する危険な砂漠地帯で出会い、手を組み決死の闘いへ挑む主人公・アルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)とミステリアスなハンター(トニー・ジャー)は、音を敏感に察知し獲物を追い詰めるディアブロス亜種の習性を利用し、樽の仕掛けを砂漠上に飛ばし気をそらす陽動作戦を実行する。しかし、モンスターは2人の動きを察知し、獰猛に咆えながら、恐るべきスピードで距離を詰めていく……。ゲームでもおなじみのハラハラドキドキのシーンを実写で完全再現した。
10年にわたりモンハンをプレイしているというアンダーソン監督は、「この映画にとってモンスターは、ストーリーや出演者と同程度に惹きとなる要素だった。僕もその内の1人だが、大好きなモンスターたちが実写化されるのを見たいわけだ。僕はこの作品の脚本兼監督である以前に、ファンだからね」とコメント。特にディアブロス亜種については「倒すのが非常に難しいモンスターで、映画内では重要な役割を担っている」と語っている。