2年前に乳がんであることを告白した歌手の太田裕美が、15日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演。夫からの手紙に感激の涙を流す一幕があった。
デビュー45周年となる2019年、乳がんであることを公表した太田。現在は治療も全て終了し、経過観察の状態とのこと。「体の方は大丈夫なので、あとはトレーニングをちゃんとして、声が出るように気を付けながらステージも続けている」と語った。
結婚して36年という太田。今回、その夫から手紙がサプライズで届き、黒柳徹子が代読した。妻が乳がんであることが分かったとき、「何がどうなってゆくのだろうと不安しかなかった」のだとか。また闘病中、副作用で手が荒れてしまった太田に代わり、食器洗いを手伝っていたものの、食器の置き方が気に入らないという理由で担当をクビになってしまったそうで、「いつまでもダメ亭主ですみません」と陳謝。
そして最後に「お互い、この先、そんなに長くはないだろうから、一緒の時はなるべく楽しく笑って過ごしたいと思っています。これからも宜しくね」とメッセージ。黒柳が「いい旦那ね」と言うと、太田は「そうですね。ほとんどストレス全部ぶつけてます。毎日怒ってるんです」と笑いながら、あふれる涙をぬぐっていた。