イベントの最後、挨拶のマイクを持った岩田は、「緊急事態宣言中ですが、監督もおっしゃって下さったように、(29日に)公開された3本の邦画、『ヤクザと家族 The Family』、『花束みたいな恋をした』、そして自分たちの『名も無き世界のエンドロール』、この3つをぜひともセットでご覧頂きたいなと思います。こういう時代だからこそ、映画がもっと活気づいてほしいし、映画館に人が入ってほしいです。感染対策をバッチリにすれば安全だと思います。なので、映画の時間がみなさんにとって、少しでも安らぎのひと時になってくれたらと思います。(現在の状況下では)言いづらいところはありますが、ぜひ、お時間を作って劇場に遊びに来てください」と映画への愛を熱く語った。興行成績などを比較されることになるライバル作品にも言及した岩田のメッセージに、会場からは大きな拍手が贈られた。
《竹内みちまろ》