フリーアナウンサーの笠井信輔が、14日放送の『サワコの朝』(TBS系)に出演。ガン公表後の反響の大きさについて語った。
昨年9月、フジテレビを退社した2か月後に血液のがん「悪性リンパ腫」であることが判明した笠井。これまで『とくダネ!』(フジテレビ系)で有名人のプライバシーを伝えてきた彼は、今度は「自分から出していかなきゃいけない」という理由からガンであることを公表する。
すると、これまで開設していたブログとインスタグラムのフォロワーが飛躍的に急増。入院中には30万人まで増えたというが、その半分以上が「私もガンです」「ガンでした」「家族がガンです」という方だったという。
そんなフォロワーから「笠井さんを目標に前向きに生きます」「励みになってます」といったコメントが、多いときは1日1000件寄せられたそう。これらを見た笠井は「自分だけの生き死にじゃなくなってきたなと思った」と、責任を痛感したと述べた。
さらには「このまま『ごめん、みんなやっぱり駄目だった』って言ったら、どれだけの人を失望させて、どれだけの闘病中の人たちを暗闇にまた落としてしまうかと思い、絶対に戻んなきゃと思った」と心に誓ったと語っていた。