女優の宮沢りえが12日、明日から発売のユニクロがデザイナー、ジル・サンダー氏とコラボレーションした新アイテム「+J 2020年秋冬コレクション」の記者発表会に出席した。 宮沢は、ファッションへのこだわりとして「服はその人が言葉を発する前、一番最初に印象を与える手段。相手に自分をわかってもらうために服を選びます」と述べ、「また、着心地と丁寧に作られた洋服を年齢的に選ぶようになってきました」と明かした。 この日は本コレクションのコートを着用。「ポッケの中に小っちゃいポッケがもう1個あるんですよ。私、こういうところにきゅんとしちゃうんですね。こういうアイデア、作り方は本当に感動的だと思います」と絶賛。プライベートで着たいシーンとしては「休みの日に家族とどこか買い物に行くという時、その日の気分を盛り上げるためにこういう服を選びたいですね」と話した。 さらに、「+J」が長く着られるアイテムだと知ると、「娘がいますので、自分が大事にしているものを娘に引き継いでいきたい」とも。「洋服とかバッグとか家具とか。自分の周りに置いているものはいつか彼女に譲るということを考えています。長く着られるものは大事だと思います」と母としての顔を覗かせた。 今年の1月から3月にかけて東京都美術館で開催された「ハマスホイとデンマーク絵画」にて音声ガイドを務めていた宮沢。自身もよく絵を描くと言い、「油絵にトライしたいんですけど、せっかちなので乾く時間が待てなくてアクリルの絵の具を油絵のように重ねて書いたりしています」と説明し、「いつかは展覧会をしたいという夢があります」と構想を語っていた。