お笑いタレントの出川哲朗が21日、都内で行われたアンバサダーを務める経済産業省「のろーよ!デンドー車いす」プロジェクトの発表会に登壇した。 電動車いすの普及によって、高齢者の移動・活動を促し、自動車運転による事故の減少を目的とした本施策。アンバサダーの出川はおよそ2か月前に、「スティーブ・ジョブズのようなプレゼンをしてほしい」と依頼を受け、電動車いすについて猛勉強。身に付けた知識を披露すべく、この日の発表会に臨んだ。 出川は、電動車いすの利点の一つとして「ヘルメットが不要なこと」を挙げ、「女性は髪型をすごい気にする。ヘルメットを被っちゃうとセットした髪がぺったんこになっちゃう。ヘルメット被るのを嫌がる女性はすごいいるんですよ」と説明した。 この「女性のヘルメット問題」は、様々なゲストと共に電動バイクで旅をする、自身の冠番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)にて実感したという。 「髪がぺったんこになっちゃって毎回セットしなきゃなんないから、(『充電させてもらえませんか?』)に出てもらう方が限られてしまう。井森美幸さんとか鈴木奈々ちゃんがめちゃめちゃヘビーローテーションになっちゃうんですよ(笑)。面白タレントのお二人も素晴らしいんだけど、もうちょっと綺麗な方とかそういう方にも出てもらいたい」と熱弁。うっかり本筋からずれてしまい「そんなことはどうでもいいんですよ!(笑)」と自分で自分にツッコミを入れ、会場の笑いを誘った。