下積み時代は、小栗から売れていないことをイジられていたという田中。しかし「(自分のことを)考えてくれているのは分かっている」とも述べ、小栗の存在について「すげえイヤな兄貴って感じです」と表現し、笑った。
そんな小栗とは、以前までは「今の事務所を考える会」を2人で立ち上げ、風通しをより良くしようと、ひそかに話し合いを重ねていたと回顧。だがある時、小栗から「でも、俺ら若造の俳優が(事務所に)言っても分からない」と告げられたそう。さらには「これを気づかせるために、圭、お前(事務所を)出てけ!」「圭が出て行けば、さすがに事務所も気づくよ!」と説得されたという。
そんな暴挙を言い出した小栗に、田中は「やっぱ大好きだな、この人」と思ってしまったのだとか。そして、小栗が去るわけにはいかないと判断し、「いきますか、オレ?」と、勢いあまって宣言したと笑っていた。