
「動画投稿を始めたのは2年ほど前からです。当時はまだYouTubeに投稿している一般の方がそこまで多くなかったものの、これからどんどん増えてきそうだなという兆しを感じていました。どうしてこんなに盛り上がっているのかなということが気になって、見ているだけでは分からないから自分でやってみようと思って始めたのがきっかけです」。
会社員としての本業との両立のため、移動時間に動画の構成を考えてメモするなどの工夫をしながら限られた時間で制作を続けてきたというぷくともさん。現在は会社がテレワークになったことで動画制作の時間を確保しやすくなったそうだ。
ぷくともさんが作業環境でとくにこだわっているのは、IKEAのL字型の電動昇降デスク。ガジェットレビューに加えて、iPad Proを使ったイラスト制作に関するハウツー動画も制作していることから、iPadでの作業のしやすさを考えて選んだとのこと。
「PC作業とiPadを使った作業をスムーズに切り替えられるようにしたかったので、L字型のデスクにしました。正面でPC作業を、横を向くとiPadでの作業ができるように端末を配置しています」
カメラはソニーのミラーレスカメラ「α6400」を使用。コンパクトなので家での撮影だけでなく、外出先でのVlog撮影や写真の撮影にも使いやすい点が気に入っていると魅力を話す。
キーボードは知る人ぞ知る高級キーボードHHKの「Professional HYBRID」を愛用中。
「仕事で簡単なコードを打つこともあるのですが、打鍵感がよくてストレスフリーに入力できる点が気に入ってます。英字配列はコード入力もしやすく、見た目もコンパクトなのでデスクにも馴染みます」
そして、モニターはLGの「ウルトラワイドモニター」を設置。動画編集ソフトでは画面が横に長いほうが作業しやすいことから選んだそうだ。そのほかには、4種類の指向特性の切り替えができる高性能USBマイク「Blue Yeti」や、ライブ配信時に配信する画面や音声の切り替えを行うためのスイッチャー「ATEM Mini SWATEMMINI」などを揃えている。
【部屋紹介】ガジェット&イラスト系YouTuberの作業兼撮影部屋を紹介します
ぷくともさんが動画投稿を始めて最初に大きな反響があったのは、自作PCに挑戦する動画だったとのこと。CPUに6コアの「Intel Core i7 8700」、グラフィックボードに「ASUS TURBO-GTX1070TI-8G」を選んだ16GB(後に32GBに増設)の自作PCを制作する過程を公開している。
「それまでは古いMacBookProを使っていたのですが、動画編集中に落ちてしまうことが多く、パワー不足を感じていました。それなら買い換えるよりも自作したほうが、動画編集に特化した構成にできてコスパが良いのではと考えて、自作PCユーザーの夫のアドバイスももらいながら初挑戦しました」
【自作PC】Core i7 8700で自作PCデビュー!|パーツ紹介編
【自作PC】Core i7 8700で自作PCデビュー!|組み立て編
次に注目しているガジェットは、今秋発売予定のソニーのフルサイズカメラ「α7S III」だそう。
「今までも、フルサイズのカメラに興味はあったのですが、バリアングルできる機種が少ないなど、自分の使い方にマッチしているものが見つかりませんでした。この機種は私が欲しいと思っていた条件に合っているなと感じているので、今から楽しみにしています」
ぷくともさんの今後の新たなレポートにも注目したい。