同作は、ヒット作『ディープ・ブルー』(1999々)、『ディープ・ブルー2』(2018年)に続く、サメ映画「ディープ・ブルー」シリーズ第3弾。遺伝子操作によって高度な知識を持った危険なサメから誕生した3頭の人食いオオメジロザメ。作中では、逃げ場のない海上で襲い掛かる様々なサバイバル・アクションが描かれる。
蒼れいなは、同作で日本人科学者ミヤ・サトウ役を熱演。エマ率いる研究チームで常にモニターをチェックし、海中のスタッフを安全に目標へと導く存在で、仲間でもある恋人との関係も良好。真面目な一方で、ふと日本語で暴言をつぶやく一面もあったりと、意外性あるキャラクターを全編英語で体当たりの演技に挑んだ。
出演に際しては、能な英語力と演技力を条件に集められた候補300名の中から、オンラインによるオーディションを経て選考。撮影は南アフリカのケープタウンで敢行され、印象に残ったことについて蒼は「アフリカの全く水のない大地に撮影用に実際に潜れるくらいの深さの海や、村を造っていたことですね」と振り返った。また、一番大変だったことについては、「セリフはもちろんなのですが、撮影ではほとんど頭から爪先までびしよびしょに濡れていたので、風の強いケープタウンでは寒かったです!」と語った。