同ドラマの原作は、安倍夜郎による同名漫画。舞台となるのは、飲み屋の並ぶ片隅にある古い食堂。夜の12時から朝の7時頃まで、こわもてのマスター(小林薫)が包丁を握り、材料さえあれば、何でも作ってくれる。
16日放送のサブタイトルは「バターライス」。常連客の小道(宇野祥平)は、本当においしいものを食べさせようと、マスター(小林薫)のところに料理評論家の戸山(岩松了)を連れて来る。グルメの知識をひけらかす戸山のせいで、店は嫌なムードに。
そこにやって来たのが流しの歌手・ゴロー(あがた森魚)。週一回やって来る彼は、いつものバターライスを食べ、「函館の女」を熱唱する。戸山はその時から毎週やってきてバターライスを注文するのだが、今度はゴローの方が来なくなってしまう......。一体、何があったのか?