韓国のゴールデン・グローブ賞とも呼ばれる第56回百想(ペクサン)芸術大賞。同大賞にNetflixのオリジナル作品がノミネート、日本でも人気の作品が受賞を獲得している。 テレビドラマ部門大賞に選ばれたのは、2019年11月22日からNetflixで独占配信中のロマンチック・サスペンス・コメディシリーズ『椿の花咲く頃』。主人公は、女手ひとつで息子を育てるドンベク(コン・ヒョジン)。彼女の元に突然訪れた、警察官ヨンシク(カン・ハヌル)との新たな恋の予感と連続殺人犯の影。シングルマザーへの偏見に負けることなく幸せを求めるドンベクとドンベクを守ろうとするヨンシク姿は時にコミカルながら心温まる。さらに町で起こるある事件を追うサスペンスフルな描写も話題を呼んだ。 現在日本で大人気となっている『愛の不時着』からはテレビ部門 助演女優賞にキム・ソニョン、TiKToK人気賞にヒョンビン、ソン・イェジン、BAZAARアイコン賞としてソ・ジヘが選ばれた。一方の『梨泰院クラス』は、キム・ダミが新人演技賞を獲得した。 『愛の不時着』は愛の不時着』は、韓流人気俳優のヒョンビンとソン・イェジンの再共演ほか、他のキャストのコミカルなキャラクターも話題。脚本家は「青い海の伝説」「星からきたあなた」のパク・ジウン。パラグライダー事故で北朝鮮に不時着した財閥の娘でファッションブランドを経営するユン・セリと彼女を匿い愛してしまう北朝鮮の将校リ・ジョンヒョク。堅物の将校の家で、素性を隠して暮らすことになるが...絶対極秘の2人の愛の行方を描く。 『梨泰院クラス』は揺るがぬ信念を持ち、己の信じる道をひたすら突き進む男・パク・セロイが、国際色豊かなひときわホットな街、梨泰院に小さな店を構え、チョ・イソ(キム・ダミ)ら彼を慕う若者たちと共に、理不尽な世界を相手に"クール"な反乱を起こしていく痛快ストーリーだ。同名の人気ウェブ漫画(日本では「六本木クラス」)を、人気実力派俳優パク・ソジュンを主演に迎えてドラマ化。脚本はキム・ソンユンと原作作家キム・ガンジン。 ちなみに、ノミネートされた日本でNetflixオリジナルとして配信中の作品は以下の8作品。・Netflixオリジナルシリーズ『愛の不時着』・Netflixオリジナルシリーズ『梨泰院クラス』・Netflixオリジナルシリーズ『椿の花咲く頃』・Netflixオリジナルシリーズ『キングダム』シーズン2・Netflixオリジナルシリーズ『ハイエナ -弁護士たちの生存ゲーム-』・Netflixオリジナルシリーズ『賢い医師生活』・Netflix映画『狩りの時間』・Netflix映画『ユ・ヨルの音楽アルバム』