主人公のジョーはマーチ家の個性豊かな四姉妹の次女。情熱家で、自分を曲げられないため、周りとぶつかりながら、小説家を目指して執筆に励む日々。控えめで美しい姉には女優の才能があると信じているが、メグが望むのは幸せな結婚。また、心優しい妹・ベスを我が子のように溺愛するも、彼女は病という壁と立ち向かっている。そしてジョーとケンカの絶えない妹・エイミーは、彼女の信じる形で、家族の幸せを追い求めていた。共に夢を追い、輝かしい少女時代を過ごした4人だったが、大人になるにつれ、向き合う現実は、時に厳しく、それぞれの物語を生み出していく。自分らしく生きることを願った4人、その選択と決意とは?
解禁された特別映像では、キャスト陣が、それぞれ同作の内容や見どころなどについて語っている。長女・メグを演じたエマ・ワトソンは、同作について「自分の人生を生きようとする姉妹の物語よ」と解説。四女・エイミーを演じたフローレンス・ピューは、「今作で描かれる女性たちの苦悩は、現代女性にも共通してる」と話しているほか、次女・ジョーを演じるシアーシャ・ローナンも「独立した女性を描く本作は今の時代にぴったりだわ」と現代社会における女性像と作品を重ね合わせた。さらに、四姉妹らを経済的に支援する資産家マーチ伯母を演じるメリル・ストリリープは「勇気と希望に満ちた本作は、今の世界が必要とする作品だわ」とコメントを寄せている。
本編映像も一部含まれており、「金持ちと結婚なさい」「主人公が女性なら最後は結婚させること」と言われ、傷つきながらも負けずに進んでいくジョーの姿や、四姉妹で結成した“演劇クラブ”の様子、雪の中はしゃぎながら歩く楽しそうな四姉妹、エマが憧れのパーティへ初参加するシーンなど、自分の人生を懸命に生きる少女たちの姿が捉えられている。
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』は、6月12日全国公開。