松本人志が31日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、女子プロレスラーの木村花さんが急死した問題に言及した。松本は、今『テラスハウス』の番組制作側の責任を追及することは、木村さんを中傷した人々に逃げ道を作ることになると指摘した。 番組では、恋愛リアリティー番組『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演していた木村さんに対してSNSで激しい誹謗中傷があったことや、木村さんの急死を受け、フジテレビが『テラスハウス』の打ち切りを決めたことなどが紹介された。 松本は「A級戦犯という言葉が正しいかどうか分からないが、やっぱり匿名で誹謗中傷している奴らが一番悪いに決まっている」と語り、「それを『番組が悪い』とか『番組の演出がどうたら』となっていくのは僕はちょっと…分かるけど、とにかく優先順位はそっちだろう」と力説。 その上で、「番組のせいとなってくると、やつらは本当にひきょうだから、『そうやそうや』と、『こんな番組やってるから我々は誹謗中傷したんだ』と逃げ道を作る。言い訳のきっかけを与えてしまう。今は番組を悪く言う方向に行くのは、奴らを救うみたいですごく嫌だ」と語った。 さらに松本は「この番組見たことないし、彼女のことも知らない」としつつも、「彼女は番組や番組の演出家を恨んでこうなったわけではなくて、発端は間違いなくこのやからであって、こいつらを逃がしてはいけないなと思う」と付け加えた。